結論から言うと、エンジニアは専門職なので学び始めはつらいものの慣れてしまえばスキルアップしてどんどん楽になっていき低学歴でも高収入が狙える夢のある仕事です。
デメリットは技術の移り変わりが早いのでスキル維持のための学習コストがかかること、またキャリアプランを自分で考えておかないと市場価値の低いエンジニアのまま歳だけ取ってしまうことです。
社員でもフリーランスでも一般社会で行われているレベルの職場ハラスメントは起こる可能性はあります。これは会社の体質に原因があるのでホワイト企業を探していくしかないでしょう。
なかには報酬のいいブラック企業もあるので悩むところです。
社員が転職するのと会社ガチャになるので関わる会社を変えるならちゃんと社風を確認するか、フリーランスになるといいです。
エージェントならこのあたりが大手なのでとりあえず無料登録して現状を確認するといいです。
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それではメリデメからエンジニアのリアルな光と闇にせまります。教えておきたい本当のところを教えます。
お金がかせげるけど難しそう?
頭がよくないとムリ?
実際いくらかせげるの?
毎日徹夜してるの?
ハッカーなの?(w
あわせて素朴な疑問にもお答えしていきます。
この記事を読めばどうしてエンジニア人気なのか、人気で人が増えているのに給料相場が下がらないのか、どうして人材不足が続いているのか、といった謎が解けます。
メリット:期待値が大きい
世間の平均収入の1.5~2倍の高収入が見込めます。
どんなにがんばっても給料が増えない他の職業の職人さんたちよりも人生全体がお得です。
さらにIT業界自体も上向きでAIの自働かで消えていくであろう斜陽産業とは違い未来は明るいです。
低学歴でも高収入が狙える
高給取りになるには普通は高学歴で大企業に入るとか医者とか弁護士とか特別な高いスキルが必要になります。
エンジニアで高給取りになるにも高いスキルが必要ではあるのですが、高卒でも中卒でもフリーランスになってしまえば学歴に関係なく高給取りが狙えるのが大きなメリットです。
普通は受験戦争を勝ち抜かないとスタートラインにすら立てないのですがエンジニアなら実力次第で年収1000万も夢ではないという大きなチャンスが広がっています。
1000万はいかなくてもフリーランスで平均的なスキルがあれば月収70万前後は狙えるので年収700~800万くらいは普通に狙えます。
高卒や専門卒で就職すると月給15万、税金などを引かれて手取り12万という人もザラにいます。
それにくらべるとフリーランスとして通用するレベルになってしまえば月50万以上はほぼ確実に狙えます。
むしろ、フリーで50万はかなり安いので新人レベルです。
オレならそんな安い仕事は断るな(笑
これが高卒や専門卒だと運よく毎年1万ずつ昇給したとしても50万を超えるには35年もかかります。
そもそも普通の会社だと毎年1万ずつ昇給してもらえる可能性は低いです。
さらに今どきの会社は年収などに上限があって年収300万以上は出さないと公言している会社まであります。
月給にすると25万くらいです。(※これはボーナスなしの場合。月給はボーナスが何か月分出るかで変わる。公務員のようにボーナスが6カ月分でると300÷18で17万弱になる)
フリーランスとして通用するレベルになるまで何年かかるかによもよりますが、急いでスキルアップすれば2~3年でフリーランスになれるチャンスがあります。
世の中、お金がすべてではないですが、他の高卒・専門卒の人たちよりも3~4倍の高収入が数年で狙えるわけですからエンジニアは低学歴でも夢の見れる職業と言えます。
お金を稼ぎながらスキルアップできてお得
エンジニアは仕事中に作業をせずに技術系の本を読んでいても怒られません。
むしろまわりからは「あの人は勉強していてえらい」と思われ評価が上がったりします。
現場では仕事の分野によって詳しい人が少ない仕事もあります。
そんな仕事を引き受ければ多少時間がかかっても失敗してもあまり文句を言われずに自分がスキルアップしていけます。
自分ができることしかやらないとあまりスキルアップできないのですがチャレンジしていけばお金をもらって働きながらスキルアップできてしまいます。
こんな仕事は少ないのではないでしょうか?
作業的な労働ではスキルアップしない
やり方が決まっている、あるいは多少複雑でも自分がほぼすべて理解しているような作業を続けていてもスキルアップできません。
ただの作業をこなしているにすぎません。
自分が成長できないと収入も増えませんし、キャリパアップも難しいです。
もっと上を目指すなら作業的な労働よりも自分の能力が活かせる仕事を選んだほうがいいです。
エンジニアはスキルアップしながら高収入を得られる理想的な仕事ではないでしょうか。
スキルが社外でも通用し転職/倒産時などに有利
普通の仕事ではその会社でしか役に立たないスキルや知識があります。社内のしきたりとか人間関係とかですね。
それとは違いエンジニアのスキルは言語やフレームワーク、インフラなど業界共通の技術を使う物なので社外でもそのまま通用します。
他の職場に移っても会社が倒産しても別の職場ですぐに活躍できます。
共通スキルをもつエンジニアにとっては就職先は業界全体になるのでやたらとつぶしが利きます。
もちろんスキルが低いとどこに行っても需要がないので平均レベル以上になるまではがんばってスキルにはげみましょう。
フリーランスになれば給料倍増のチャンス!
ITエンジニアが高収入とはいえ社員として高給をもらうにはGoogleなどの大企業に入社しないことには難しいです。
国内でも大企業の社員エンジニアもトップのほうは1000万以上もらっているのでかなりの高収入が期待できます。
ですが、それ以外の社員エンジニアはそれほどの高級は見込めません。
それがフリーランスになるとフリーランスとして平均的なスキルレベルでも月収60万以上を狙えます。
新人フリーランスだ50~55万くらいが多いので最初は少し妥協して次の案件からまた高収入を狙っていけばいいでしょう。
オレなんか月100万の案件の面談にもいったことがあるんだけど知らない会社のPM(プロジェクト/プロダクトマネージャー)の仕事だったからあきらめたよ
PMなんて管理職を外部から募集するなんてどうせ危ない仕事だから引き受けなくて正解ですよ
ぶっちゃけプロジェクトが破綻しても自分に元PMというキャリアが増えるから本当はやりたかったんだけどな(笑
破綻したプロジェクトのPMなんてキャリアのプラスになるんですか?(笑
エンジニアの平均年収
まず今の時代は専門卒でも月収15万、保険などを引かれて手取り12万という人もざらにいるのが現実です。
年収だと180万ですから現実はきびしいものです。
それがエンジニアだと高卒でプログラミングスクール卒レベルでの初年度から350万くらいが狙えます。
すでに倍違いですね。
平均では新人レベルで420万くらいになっています。
月収15万の人の2.3倍にもなります。
スキル次第では1000万以上も狙える夢のある職業です。
もちろん医者など高学歴で高収入な仕事もあるにはあるのですが、才能に恵まれたスポーツ選手などではない普通の高卒レベルの人がここまでの高収入を狙えるのはエンジニアくらいのものでしょう。
もちろんエンジニアにもスキルが求めらるのでがんばってスキルアップしていかないと高収入は実現できません。
条件の悪いSES社員とかになってしまうと他の職業とあまり変わらにので最初はがまんするしかありません。
それでもSESから始めてもキャリアップを続けてフリーランスになれば年収800万くらは普通に狙えるようになるのでがんばってみてください。
収入っていうのは自分で増やそうして行動しないと増えないものだ
最初のSESをすぐ辞めると少し申し訳なく感じるかもしれないが、SES も安く人材を使い倒すビジネスになってるので気にせずに次の会社やフリーの仕事探した方がいいんだ
社内でしか役に立たないスキルは他では評価されない
社内特殊スキルなどということもありますが、その会社の幹部の性格や人間関係に詳しいと社内では重宝されたります。
過去の因縁から営業と企画が中が悪いから同じ仕事をさせるなといった判断に使えるからです。
他にも花見や飲み会で社長や上司が喜ぶようなしきたりを知っているとかも社内では役に立つ知識です。
おつぼね様や窓際っぽい社員さんはそういうことを知っているので生き残っていたりすることもあります。
社内では役立つスキルなんですが当然他の会社では役に立ちません。
社外では評価されないので転職や倒産時には社外で通用するスキルが何もないなんてこともあります。
会社をやめちゃうと低賃金労働者になっちゃうわね
エンジニアのスキルは共通で社外でも評価されるので安心です。
ブラック労働ですらスキルが積み重なっていくので続けるほど有利【働き方改革?】
プロジェクトの予算をけずろうとして低スキルエンジニアでごまかそうとしたり、仕様変更したのにリスケ(スケジュール変更)したくないのでゴリ押して開発を続けると長時間労働のデスマーチに突入してしまうことがあります。
会社側がわざとやっていることもありますが、営業力の弱いSESなどはボロボロでもう誰も引き受けなくなったプロジェクトでも「うちの技術者なら大丈夫です」などといって引き受けてしまってデスマ確定してたりします。
業界ではよくある話ですが、残業代や月収・年収の上限が決まっていると実質的なサービス残業になってしまうこともあります。
オレならすぐに契約を切るけど新人はがまんするしかないかもな
サービス残業をさせるような会社とは早く手を切るのがおすすめです。
ですが、特に新人ならブラック労働でもスキルアップできるので丸っきり損をするということはありません。
働きながらスキルアップできるエンジニアにとってはピンチもチャンスに変えられます。
スキルアップしたらちゃんと残業代を払ってくれる会社を探しましょう。
何を目指す? 夢が広がるキャリアプランニング
ITエンジニアというとプログラマーを目指すイメージがあります。
実際にはその次があって技術的なスペシャリストやプロジェクトマネージャー、インフラ管理者などいろいろとステップアップする道が開けています。
普通のサラリーマンだと主任・係長・課長・部長・専務・社長などという道のりになっていてライバルに打ち勝たないといけません。
勝てればいいですが負ければクビになることもあります。
それがエンジニアなら仕事先は業界全体なのでスキルアップさえしてしまえば実力に見合った職を探すことができます。
サラリーマンのようにせこいリストラ工作で敵を追い出して出世しないとけないようなことはまずありません。
この点では精神衛生上も健康的です。
仮に途中で辞めてもコンピューター関連の仕事に有利
エンジニア経験が2年もあれば元プロエンジニアとか元プログラマーとして扱われるので他の仕事に変えても経験が有利に働きます。
会社ではPCに詳しい人として扱われます。
雇う側としては社内ネットワーク構築や自社サイト管理のサポートなどIT系の仕事が頼める人が増えた感じるはずです。
特にITに弱い会社では重宝されます。
とはいえ、経験がない人が社内ネットワーク構築しろと言われても困るでしょう。
実際にはPCをLANでつないでネットが使えるようにするくらいでしょうからがんばって調べればできるはずです。
ITに弱い会社でいきなりCiscoの統合型ルーターを設定しろとかは言われないはずなのでたぶん大丈夫です。
そもそも高いものなのでITが弱い会社がそんなものを持っていることはないでしょう。
中古の統合型ルーターをもらってきちゃうような社長がいたら迷惑だな(笑
そうなったときは素直に知らないと言って断るけど
Webマーケティングチームなどで技術関連知識が重宝される
元エンジニアのキャリアを活かすならITに近い業種のほうが活かしやすいです。
今どきのマーケティングならITは欠かせないのでネットを使ってどう宣伝・集客していくかというのが課題になっています。
そんなときに経験が浅いとはいえチーム内に元プロがいると心強いです。
PCやルーターなどのIT関連の家電を扱うような会社でも喜ばれるでしょう。
エンジニアをやめた後もその経験から意外とつぶしがきくのです。
さらに活躍できる仕事といえば、エンジニア系でもありますがプログラミングの上流工程になるSEでの設計やプロジェクト自体の企画立案をするような仕事です。
ただし、経験が浅いと仕事に就くためのハードルが高いのであまり現実的ではありません。チャンスがあれば役立つという感じです。
アイディアに自信がある人はIT系のクリエイティブな職種につくチャンスが高まるので有利になります。
主なメリット:終身雇用の終わった時代に合った共通スキルが活かせる業種の代表
日本最大の企業で世界的な大企業でもあるトヨタ自動車の社長が終身雇用を維持することはできないと発表しています。
トヨタは終身雇用じゃなくなるのか
それだけではありません。
日本のトップ企業が終身雇用をやめるということは他の全企業も終身雇用をしなくてもいい立場になったということです。
恐るべき働き方改革だな
日本の企業は派遣労働の普及などで定年まで社員を養う力はもうなくなってしまったんだね
え?
どうがんばっても定年前にクビになるってこと?
その分、副業が解禁されたりして労働者が自分の力で活躍していくことができるようになったんだよ
なんだ、ていのいいリストラ宣言かよ
それでもエンジニアならどこでもスキルが通用するからかなり有利だよ
厳しい話になってしまいましたが、日本の終身雇用制度は事実上終了しています。
受験戦争を戦い抜き大企業に採用されたエリート街道を歩んでいってもほとんどがクビを切られます。
会社に頼るのではなく自分の力で生きていかないといけません。
それでも会社が社員への福利厚生をしないということはないので保険や社内サービスなどは期待できます。
企業が終身雇用をやめるメリットは高賃金の中高年を堂々とリストラできることと退職金を払う額を少なく出来る点です。
企業にとって十分なメリットがあるので終身雇用を貫く企業は少ないでしょう。
エンジニアには35歳定年説というのがあるのですがこれはプログラマー全般にある通説です。
昔は30歳が定年だと言われていたので長くなってきてますね。
エンジニアが増えてきているので数年後には40歳が定年だと言われるようになるかもしれません。
それ以降は本当に仕事がないのかとうとそんなことはありません。
それまでの人脈から仕事を取れるようにしておくか、今はネットエージェントやクラウドソーングなどもあるのでスキルと実績されあれば仕事自体は取れるはずです。
楽な道ではないかもしれませんが、他の業種のように中高年でリストラされたらタクシー運転手や清掃員しかできないようなどうにもならなくなるのよりはかなり有利な状態にあります。
そもそも高収入なのでお金を貯めて株式配当金などで運用してFIREとかセミリタイヤ・アーリーリタイヤしてしまうのもいいかもしれません。
不本意な低賃金労働を脱してあなたも夢が見れる勝ち組の仲間へ
終身雇用が終わってどうせクビになるんだから会社に滅私奉公する必要はないぞ
がまんしながら、あるいはそれなりに納得しながらかもしれませんが低賃金な単純労働を続けているとスキルアップできずに収入アップが見込めません。
労働市場における自分の価値が上がらないので給料も増えないということです。
給料が上がらなくても今の仕事だけでずっと生きていけるならそれもいいでしょう。
ですが、やはり歳を取るとリストラのリスクが高まるので自分の価値を上げておいたほうが無難です。
そんなときにおすすめするのはもちろんエンジニアです。
お金と自由を手に入れさらなる夢を追うこともできるでしょうしチャレンジしてみる価値はあると思います。
エンジニアの仕事でもあまりスキルアップできないものと市場価値の上がるスキルがあるので気を付けてください。
あまり大きな声じゃ言えないが、値段の高い仕事を選んでいけばだいたい大丈夫だ
デメリット:スキルが判断基準
ここからさきはデメリットの話になります。
仕事は調べて確認しながら進めます。このおかげで働きながらスキルアップできるのですが、技術の寿命が短いせいもあり基本的には学び続けることになります。
ただし、これは大学の受験勉強のときしか役に立たない古典の勉強などとは違って、自分で使える技術を学べるのでそれほどつらいものではありまえん。
むしろ、技術書を読むくらいのことは楽しみながらできるエンジニアが多いはずです。
もうひとつのつらいところは自分の作ったものに不具合が出たときは最悪の場合、徹夜や休日出勤をしてでも直さないといけなくなるリスクがあることです。
その人しか直せないのでそうなります。責任範囲がはっきりしているので他人のミスのせいで用もないのに休日出勤させられるようなこと少ないというメリットにもなります。
エンジニアは技術が売りなのでしかたないことですが、あまり難しい仕事を引き受けてしまうと危ないので仕事の難度は少しずつ上げていったほうがいいです。
エンジニアは良くも悪くもスキルレベルで評価されます。
「できなかったけど長時間がんばったことは評価してください」なんていうのは通用しないのがプロの世界だ。
契約が切れたらあまり評価されなかった可能性があるな。
ひどい会社とはすぐ手を切ってもいんだが、普通はひとつの仕事はプロジェクトが終わるまでか半年以上は続けないと評価が下がりがちな感じだな。
途中で仕事先を替えても評価はそんなに大きくは下がらないと思うけど、あんまりわがままを言っても3ヵ月ごとに仕事先を替えたりするとエンジニアとしても人としてもイマイチダメな印象になるな。
スキルがあれば多少性格が曲がっていてもやっていけますがスキルのない新人にはあまり価値がありません。
これが現実なので最初はとにかくスキルアップのための努力を続けましょう。
スキルがついてくればどんどん楽になっていくので自分を信じて努力を続けていけばいいだけです。
スキルには自信があるけど性格やコミュニケーションスキルにはかなり自信がない、という人は正社員で大目に見てもらうか、リモートでそもそも人にあまり会わずにすむルートを狙ってみるといいかもしれません。
基本的にはコミュニケーションもスキルなのテクニックを学んでスキルアップしていけば常識的で特に問題ないレベルくらいまでは誰でも高められます。
自信のない人は検索などで学んでおきましょう。
一般的な大人としては仕事が人並みに出来て、嘘をついたり、やたらと人をバカにしたりしなければ何とかなるはずです。
専門職なのでスキルが高くないと価値がない
エンジニアは高学歴でも頭が良くても話がうまくても見た目がよくてもそんなことは二の次です。
スキルがあるエンジニアのほうが偉いし尊敬されるのがエンジニアの世界です。
まわりから評価されたいならとにかくスキルアップを目指しましょう。
見た目や性格がイマイチだったとしても自分よりスキルのあるエンジニアをバカにするのはタブーなので気を付けてください。
上司・先輩・後輩などみんなから「あいつはダメだ」と思われて人間関係が壊れてしまいます。
子供じゃないんだから礼儀は守らないとダメだ
その逆でスキルさえあれば若手がそうでもない先輩をディスってしまっても大目に見てもらいやすいです。
その職場の文化にもよりますが役所やその下請け系ではお上品にしてないとまずいので人をバカにするのはやめておいたほうがいいです。
スキルがあっても切られたり仕事の邪魔される可能性が高いです。
役所系でなくてもその人が所属するSESと契約してる優秀なフリーランスの人とかから仕事の邪魔をされると面倒なのでやっぱり人をバカにするのはよくありません。
あとそのバカにした相手の契約が切れていなくなってしまったときにもその人の自業自得とはいえ少し気まずいのでやめておいたほうがいいです。
仕事で関わる人からはなるべく評価されて他の仕事を紹介されるくらいの関係を目指しましょう。
ひとつのスキルを高めていけない人は苦しい
技術は広く浅く学んでもあまり役に立ちません。
例えば主要10(?)言語の文法を全部扱えるという人がいてもスキルのあるエンジニアならみたら別に大したことはないんじゃないかというイメージを持たれるはずです。
スキルがばらけすぎですし、各言語での実務経験が1年だとしても10年近く使ってない言語がある訳ですから、やはりあまり大したスキルではなさそうなイメージになります。
エンジニアを続けていれば結果的に10個以上の技術を習得できたりするものです。
ですが、使える技術がどれも中級以上でないとあまり役に立ちません。
まずはひとつの技術を中級以上のスキルレベルにしてからそれと関連のある技術をまた中級以上にスキルアップしていくのがおすすめです。
実際にはひとつの技術だけで完結することは少ないので基本的にいくつかの技術を並行して中級以上にしていくことになります。
ひとつの技術がある程度まで身に着いたら自分のキャリアプランを考えておくと効率がよくなります。
ひとつのスキルを極めていくだけでもやっていけないことはないんだが、正社員でも配置転換があるし、業務委託でも営業やエージェントがいろんな案件を紹介してくる
そのときに条件や単価のいい案件を選べないのと少しもったいない感じになるんだ
まぁ営業力次第だな
技術が変化しやすいので日々スキルアップに励む必要がある
技術は日進月歩なのですぐに新しく効率的な技術が出てきてしまいます。
せっかく身に着けた技術も出番が減っていくのが常です。
これが現実なので致し方ありません。
業界で流行ってしまった技術はみんな使い始めるので自分も使えるようにしていったほうが有利です。
実はCobolのようなレガシーな技術でもわずかですがいまだに需要があって案件があったりします。
業務システムは作り直すとかなりのお金ががかかるので一度作ってしまったもはそのまま使い続ける傾向があるからです。
ですが、やはり仕事の総数が少ないので流行の技術くらいは扱えるようなキャリアプランを考えていくべきです。
最初はきついがスキルが高まるにつれて楽になる
実際に役に立ちそうな技術の習得は学校のあまり役に立たない勉強とは違います。
近い将来役に立つ実践的なスキルを身に着けていくことは自分の価値を上げるものであって楽しいものです。
いろいろなスキルが身に着いていけば新しい技術を習得する時間も短くなっていきどんどん楽になっていきます。
職場でネットや本で勉強できてしまうので、長期的にはむしろいかにうまく仕事をしながらスキルアップできるかというのがテーマになってきます。
エンジニアは最初の入り口のゼロイチがきついのですが、その後はちゃんとスキルアップさえしていければ大変なことは減っていくので頑張っていって欲しいです。
好奇心がない人には向かない
ここでいう好奇心とは情報収集とか技術の理解や利用に興味があるかといった意味です。
新しい技術が出てきてしまうので後追いでもいいのですがそれなりにスキルとして身に着けていかないといけません。
そうしないと時代遅れのエンジニアになってしまい自分のが価値が下がってしまうからです。
自分のキャリアプランにあった自己学習は続けていったほうがいいです。
とはいえ、ある程度までスキルがついてくれば文章を読んだだけで技術を理解できるようになるのでそんなに難しいことでもありません。
厳密な調査/対応が必要なので論理的思考力が必要
点がひとつ足りないだけでもエラーになって動かないのがプログラミングの世界です。
全然融通が利かない世界です。
問題に対処するには問題解決法というのがあるのですが、これで説明してるようにより細かく抜かりなく調査分析して有効な対策を取っていく必要があります。
解剖学的アプローチと言ってもいいでしょう。
難しそうな話になってしまいましたが、ひとつひとつ細かく分析していければいいので慣れてしまえばどうということもありません。
所詮はテクニックの世界なのでやり方さえ身に着けばずっとそれでいけます。
ただ慣れないうちはストレスがたまるでしょうから、なるべく早くなれるようにがんばっていったほうがいいです。
コミュニケーションスキルが高い人がやるのはもったいない
会話や人間関係を調整するのがうまいようなコミュニケーションスキルが高い人はエンジニアになっても活躍できます。
まわりがそういうのが比較的苦手な人が多いからです。
マネージャーや管理職向きのスキルなので出世もしやすいでしょう。
ただし、エンジニは論理的な思考ができるので多少仲が悪い相手からの依頼でも仕事ならちゃんと引き受けてくれたりします。
あまりコミュニケーションスキルがなくても相手が察してくれるのであまり問題が起こりにくいのです。
スキルの低い新人の中には変な人もいるにはいるのですがそういう末端のブラックな職場でなければ意外とコミュニケーションスキルが低くても何とかなります。
ですから、逆にコミュニケーションスキルが高い人はそれを活かしきれないかもしれません。
コミュニケーションスキルが高い人はどこでも活躍できそうな気もしますが、あえてエンジニアを選ぶ必要はないかもしれません。
デスマ・ブラック・長時間労働になりやすい
報酬の安い仕事に限ってスケジューリング能力の低い人が管理しているらしく立て込んでいて毎日終電まで働いたり、徹夜したり、土日も働くなんてことになることもあります。
エンジニアの仕事というのは途中ですぐに他の人に引き継げるようなものではありません。(無理に引き継ぐと作り直しになりがち)
なのである程度完成するまで担当したエンジニアが責任をもって作り上げないといけません。
スケジュール管理がいい加減な管理側と責任感の強いエンジニアがいっしょに仕事をすると、エンジニアの責任感が優先されて時間をかけてでも何としても作り上げあるという流れになってしまうのでしょう。
会社側も初めからそれを承知で無茶なスケジュールを組んでるんじゃないか?
どうやったらデスマをさけられるかというと、報酬のいい仕事を選んでいくのがおすすめです。
エンジニアにたくさん給料を払っている会社は資金力がある訳ですが残業代も高くつくので無茶な長時間労働をさせない傾向があります。
ズバリ自分たちが損をしてしまうからです。
逆に給料が安い人たちは安く使えるので長時間労働をさせてもあまりお金がかかりません。
例えば本来4カ月かかる開発を長時間労働をさせて3ヵ月で完成させれば会社側は開発費が安くなって得するかもしれません。(単に早くリリースしてシステムやサービスの運用利益を上げたいということもあるでしょう)
安い仕事のほうがブラック率が高くなるのはまず間違いないのでスキルがついてきたら高い仕事を選んでいくのがおすすめです。
ここだけの話、某電話屋とか報酬高めで残業代も高めなのに徹夜作業を求めて来たりするから先に面談とかでちゃんと確認しておいたほうがいいぞ
でもそれ、めっちゃかせげそうやん!
無理を続けると体がある日限界を超えて壊れるから体調管理は気を付けろよ
エンジニアはイスに座りっぱなしだから腰を痛めるおじさんが多いな
ベテランおじさんもけっこういい歳なのに腰は大丈夫なのか?
腰は腹筋と背筋で支えているから筋トレしとけば傷めずにすむ
不安なら若いころからきたえておきたまえ(笑
悪い姿勢で長時間労働するのが原因だから姿勢とかモニターとかイスの高さなんかもちゃんと調節しておいたがほういいな
【裏技】再現性の高い月収100万を狙う方法
月100万突破を狙うなら残業時間を増やすと楽です。
裏技っていうか長時間労働で収入が増えるのって当たり前のことじゃない?
当たり前のやり方で月100万を狙えてしまうのがITエンジニアのすごいところです。
月単価60万の案件だと残業代は8時間×20日の160時間で割るので時給3750円になります。月単価65万だと4062円で4千円を超えます。
(※時給計算は契約内容によって変わるので要確認)
フリーランスで時給4千円になれば残業を100時間すると40万となり合計で100万を達成することができます。
(※正確には月65万で時給4千円だと残り35万÷4千円で87.5時間になる)
たぶんこれが一番再現性が高い月100万突破策でしょう。
地味だけど確かに月100万いけそう
でも、20日で260時間働くと1日13時間労働になるわよ
毎日、終電帰りじゃ心が折れるわよ
それほど案件数がないのですが土日も現場で働けるかフルリモートで土日も残業代が出る契約ならもっと楽になります。
ただの長時間労働とはいえ夢の月100万突破を達成したときの満足度はかなり高いです。
毎月やると疲れてきてきてバカバカしくなってくるのですが、フリーになったら一度くらい月100万を超えておいてもいいのではないでしょうか。
本当は月80万の案件で残業代プラス20万くらいが理想だな
月80万を超える高単価案件になってくると管理系のタスクが増えて残業代がつかないのが増えてくるから逆に難しいかもしれないけどな
税金も高くなるし月80万や年1000万あたりは難しいラインですよね
主なデメリット:繊細さとバランス感が大切
エンジニアになるには理系でも文系でもほとんど関係ないです。
ですが、エンジニアになった後の仕事はほぼ理系の仕事になります。(高単価を狙うには結局コミュニケーションスキルも必要)
「末端の数字が1でも2でもいいじゃないか」といったおおざっぱなタイプの人には辛いはずです。
1と2の違いを分析してちゃんと理解できるタイプの人のほうが向いています。
神経質な人とおおざっぱな人なら神経質のほうが向いていると言えます。
実際には大人が仕事をするので極端に神経質なのは困りものです。
細かいところに気が付く繊細さと完璧主義にとらわれない大人のセンスを持つのが理想です。
神経質なひとはほどよいバランスになるように気をつけてください。
基本的に細かいところまで目が届くが、普段はあまり指摘せずにおおらかな感じでいけばいいのではないでしょうか。
とはいえ、エンジニはスキルありきなので仕事さえちゃんとこなしていれば性格やその他のことはあまり問題になりません。
平均的な社会人レベルの常識や振る舞いができれば大丈夫です。
エンジニア副業のメリット/デメリット
依頼する企業は仕事を確実にやり遂げるエンジニアを求めているので未経験者が出来る仕事は少ないです。
現役エンジニアで自分のスキルですぐに受けられそうな案件を探すが効率的です。
副業のメリット/デメリットは次の記事で説明しているので参考にしてください。
クラウドソーシングに出されている案件も基本的には実務経験2年以上などの条件があります。
また就職やフルタイムの仕事の契約では副業やクラウドソーシングの経験を実務経験として扱わない傾向があります。未経験者は経験年数を早く稼いでおきたいはずなのでこの点でも未経験者には向いていません。
メリット・デメリットのまとめ
メリットまとめ 期待値が大きい
- 将来性が高い AIの進歩でなくなってしまう仕事とは違う
- 低学歴でも高収入が狙える フリーランスになればほぼ確実
- お金を稼ぎながらスキルアップできてお得 どんどん成長するチャンス方
- スキルが社外でも通用し転職/倒産時などに有利 つぶしがききまくり!
- ブラック労働ですらスキルが積み重なっていくので続けるほど有利 デスマですら次の収入アップにつなげられる
- 何を目指す? 夢が広がるキャリアプランニング エンジニアになった後の自由度が高い
- 仮に途中で辞めてもコンピューター関連の仕事に有利 時代が求めるスキルなのでイメージがいい
- 終身雇用の終わった時代に合った共通スキルが活かせる業種の代表 不本意な低賃金労働を脱してあなたも夢が見れる勝ち組の仲間へ
デメリットまとめ スキルが判断基準
- 専門職なのでスキルが高くないと価値がない ひとつのスキルを高めていけない人は苦しい
- 技術が変化しやすいので日々スキルアップに励む必要がある 好奇心がない人には向かない
- 厳密な調査/対応が必要なので論理的思考力が必要 コミュニケーションスキルが高い人がやるのはもったいない
- デスマ・ブラック・長時間労働になりやすい 会社や案件はちゃんと選ぼう
- 繊細さとバランス感が大切 細かい所に目を向けつつ完璧主義をさける
この記事でリアルなメリデメを理解してもらえたと思います。
エンジニアは向いていない人も一部いるのですがそれ以外の人ならだいたいメリットのほうが大きい職種です。
「将来高給取りになりたい学生や社会人のみなさん」
「ブラックの低賃金労働から卒業したい」
「手に職をつけて自分の力で生きていきたい人」
「会社で実力をちゃんと認めてもらいたい人」
「斜陽産業に就職してしまって未来が暗いと悩んでいる人」
「自分の人生は本当はもっと輝けると信じている人」
「単に検索が得意な人」
「本当はもっといい人生が送れているはずだったのにと後悔している人」
こういう人はぜひITエンジニアという職種に興味を持ってもらって前向きに考えてみてほしいです。
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