報酬や給料を増やすには職場(契約)を替え続けチャンスを増やした方が有利です。
同じ会社で値上げしてもらうのはかなり難しいのが現実です。
あなたが社長になったつもりで考えてみてください。
今まで20万で雇っていた人に25万払うのはもったいないし損した気がするからイヤですよね?
賃上げ交渉をするだけでも嫌がられますし社内で自分の給料を上げるのは普通に難しいです。
それよりは別の職場へ移動し続けたほうが毎回お金の交渉ができるのでもらえるお金を増やしやすいです。
実に簡単な仕組みですが知らない人が多いです。
これを知っておくだけでも人より多くのお金をもらいやすくなるのでぜひ覚えておいてください。
もちろんデメリットもあります。
- 職場を替えるのでまずはその職場で実力を認められるまでは肩身の狭い思いをしがち
- 最初はよそ者としてその職場に入ることになり気をつかう
- 勤務先が変わるので遠いと不便
- 正社員だとジョブホッパーとして敬遠される恐れがある
正社員で2~3年で職場を替え続ける人をジョブホッパーと言って履歴書の項目も長くなってしまい相手の会社の人事からイヤな顔をされる可能性が高いです。
ですので、職場をどんどん替えて高報酬を狙うならフリーランスになるがおすすめです。
逆に同じ会社の社員で居続けることにもデメリットはあります。
- 会社をやめると実績がなくなり他ではあまり通用しない
- 給料を上げるのが難しい(近頃は上限のある職種も増えている)
- 歳をとるたびに他の会社/職種に変えにくくなる(人生の可能性が減っていく)
- 同じ仕事が多くなるのでスキルアップしにくい(労働市場での価値が低いまま)
- 終身雇用崩壊でほぼリストラ確定、いつか追い出される
- 終身雇用がなくなっているのにいまだに上司や会社への忠誠心を求めらえる(会社は終身雇用という責任を放棄したのに忠誠と言う義務だけを求められる不条理)
- コネだけで生きている無能な上司に頭が上がらない
- 自分にメリットの少ない後輩の教育や世話をやらされる
- 会社を辞めようとすると引き留められ、辞めると裏切り者みたいに扱われることがある
自分が社長の子供とかならいいでしょうけど、同じ会社に居続けてもあまりいい未来はやってこないのではないでしょうか。
あなたは大丈夫ですか?
このサイトではITエンジニアでフリーランスになることをすすめていますが、他の職でも終身雇用が崩壊した今ではフリーランスになりやすくなっています。
どうせ同じ時間働くならもっとお金をもらいたいという人はフリーランスを目指してみてはいかがでしょうか。
フリーなだけに面倒な人間関係から自分から離れることができたり、仕事が思ったよりつまらなくても替えられるので世の中で思われているよりも快適な働き方です。
怪しいコンサルや高額のセミナー/情報商材みたいな話だが?
簡単に収入が増えると言ってしまうと怪しく感じる人もいるでしょう。
先にデメリットを説明しましたが、同じ会社に居続けることにもデメリットはあります。
メリット・デメリットを比較して終身雇用の崩壊した人生100年時代に日本を生き抜くにはどうすべきなのでしょうか?
【注意】この記事に高いお金を払わされるような誘導はありません
このブログはITエンジニアの支援ブログなので転職エージェントや学習サービス、スクールなどをすすめる記事もあります。
ですが、それらはあくまで本人が納得して選ぶべきです。
選ぶのに参考になる情報は提供していますが、納得して選べるようにすることを目指しているので誘導されて損をしたという思いはしないですむはずです。
どこの情報をきっかけにするにしても自分の人生ですから自分が納得して将来を選ぶことが大切です。
リストラ工作でひどいイジメに逢い恋人も失うことも
日本では社員を守る仕組みがしっかりしていて会社が社員をクビにするのが大変でした。
そこで発達してしまったのがリストラスキルです。
いろいろとひどいやり方があって心を病んでしまい精神病院へ通う人も多かったそうです。
それが派遣業の解禁で精神病院へ通う人が減ったのだど看護師さんから聞いたことがあります。
リストラが始まってしまうと本人はリストラとは伝えずに難しい仕事や簡単すぎる仕事、長時間労働を強制するようなことが起こります。
社内恋愛で付き合っているカップルには別れさせる工作まで行われることがあります。
基本的にはリストラ工作はパワハラや人間関係の破壊などで行われます。
あなたもパワハラが増えてきたと感じたらリストラ工作を疑ったほうがいいです。
よくあるパワハラは次の記事が参考になります。
普通にパワハラしていることや偶然そうなってしまうこともありますが、数が多くなってきたら怪しいです。
参考 パワハラする人・される人の特徴と、企業・個人ができる対策を徹底解説
漫画『銭ゲバ』の教え
銭ゲバは守銭奴とほぼ同じ意味でお金ばかりほしがる卑しい人というイメージがあります。
とはいえ、悪いことばかりとも言い切れません。
お金の代わりに全てを失う内容だった
漫画の『銭ゲバ』は仕事では成功したが恋人や人間関係はボロボロになったという話でした。
ですが、よく考えてみるとリストラ工作で簡単に失ってしまう人間関係よりも決して裏切ることのないお金のほうが信頼性は高いです。
せめてお金だけでもあればマシな人生が
よくよく考えれば会社もつぶれれば社長もいつかは亡くなりますし、熱烈なカップルも離婚してまた結婚式の案内状を送ってきたりもします。
諸行無常というとおおげさですがお金の確実さは半端ありません。
どうせすべて手に入れることができないならせめてお金だけは取っておいたほうがいいという人生戦略もありえるでしょう。
高給取りへのターニングポイント
『銭ゲバ』はせめてお金だけでもと考えるきっかけになるので高給取りへのターニングポイントにもなりえます。
世の中、お金がすべてではないですが、あなたがお金よりも確実に守れるものはありますか?
そもそもお金のない人をまともに相手にする人は少ないです。
これが現実です。
いい人間関係が人の幸福にするというのがハーバード大学の長期研究で分かっているのですが、それにもお金は必要です。
お金が多いほうがよりよい人間関係も築きやすくなります。
やっぱりお金の優先度は高いですね。
人間関係をよくするコミュニケーションスキルを優先すべきか、お金を増やすスキルを優先すべきか、どちらを選ぶべきかは明らかです。
別にそこそこの給料でも幸せになれるんじゃない?
もちろんそうだが、終身雇用のない今、社員なんか続けてても将来の不安はぬぐえないだろ
すべて失ってもお金さえ残っていれば何とかなるから、そういう最低限のライフラインの話だろ
限界ギリギリの話なら、たしかにお金は大事だよね……
(そんなに人生追いつめられてるのかな?)
給料が上がったと喜ぶ年上アラサーの先輩は月15万で喜んでいた
私の体験談ですが若いころに「給料上がったんですよ」と言ってきたアラサーの職場先輩がいました。
給料が上がって月15万になったよ
けっこう助かるわー
ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ…
元の月収はいくらだったんですか?
ぶっちゃけ安い仕事は断った方がいいですよ
ざわ… ざわ…
ざわ… ざわ…
喜ぶ先輩を前にさすがにそんなことは言えないので実際はこう言いました。
お~、そうですか、よかったですね
その会社の最低賃金の社員だとそういう金額になるパターンもあるようでした。
正社員でも契約社員でも業務委託でも断る権利や選ぶ権利があるので気を付けましょう。
ちなみにその人は安月給なのでやる気もなくスキルアップもできず、人材としての価値も上がらずくすぶっていました。
でも、なぜか結婚だけはしてましたが子供も作れず大変そうでした。
いい人ではあったみたいです。嫁さんの収入がけっこうあったのかもしれません。
当時すでに私のほうが月収ベースで10万以上多くもらっていた
上の先輩とくらべてではないのですが、私は周囲の少し若い人たちよりも月10万くらい多くもらっていました。
特に変わったところはなかったのですが、働くときの交渉でくれるというからそのままもらっていました。
やる仕事は周りの人たちともあまり変わりませんでした。
むしろその職場に入ってから日が浅かったので簡単な仕事をまわされることが多かった気がします。
現場で信用されるまで大した仕事は任されないというのはよくある話です。
ですが、実際におもらっていたお金は10万くらい多かったです。
この差はいったい?
キャリアの差とか交渉力の違いでこんなにも違いが出るということです。
最初に働く会社ではキャリアがないので仕方ないですが次からはちゃんと給料や報酬交渉をして上を目指した方がいいです。
高収入を手に入れられたのは高給を選ぶ才能があったから
高収入というほどでもなかったのですが周りよりも10万くらい多くお金をもらえていたのは単に給料の高い会社と契約できたというだけのことです。
才能といえば才能といえなくもあり、高い方を選ぶ才能だけはあったと言っていいでしょう。
スキルや仕事のないようはたいして変わらなかったので得をしました。
プログラミング・企画力・交渉能力・人間力などはどれも自分より優れた人がいた
よく思い出してみると私よりも優秀な人も普通にいたと思います。
よく調べていたら私よりもっと多くのお金をもらっていた人もいたことでしょう。
それでもそこそこの実力で周りより多めのお金をもらえていたのは運がよかったです。
まとめ:お金を多く稼ぐには仕事の能力より高い仕事を選ぶ力のほうが大事
もちろん仕事の能力が高い方がより高いお金をもらえる可能性は高まります。
ですが、どんなに高い能力があっても初めて就職した会社で働き続けていては大した昇給は狙えないでしょう。
仕事の能力もちゃんと上げていかないとダメですが、より高い仕事を選ぶ力も同時に高めていかないと高給取りになるのは難しいです。
金額は能力ではなく支払い能力で決まる
働いている立場からするともらえるお金は自分の仕事の能力で決まると考えちです。
ところがそうでもないのが現実です。
あまり意識されていませんが、給料なり報酬というのは単に払う人が決めているだけです。
業界の相場などもありますが基本的には払う人次第です。
お金持ちならたくさん払えるしもうかっていない会社は最低賃金すら下回っていることもあります。
それでは誰がお金持ちでどこにお金があるのかというと、一番は政府/行政で次は金融系でその後に社会/生活インフラに近い大企業が続くようなイメージです。
政府が決めたマイナンバー事業とかを請け負う会社は莫大な利益を得ているので雇う人にも多くのお金が払えます。
金融は銀行とか証券会社とかです。お金がお金を生む業種なのでかなりのお金を持っています。
社会/生活インフラというのは衣食住に関わる業種のことです。特に独占的なシェアのある企業は巨額のお金を動かせるので雇う人たちにも多くのお金が払えます。
給料や報酬は払う人が決めるのでお金持ち企業や政府などに近いほど多くのお金を払うことができます。
お金が欲しいならそこに近付くほうが効率的です。
このブログがすすめているエンジニア系でもSIer系だと政府系の行政法人とか金融関連、Web系だとメガベンチャーや自社開発企業などが比較的高い給料や報酬を支払っています。
これから高給を狙うならSIer系は多重下請け構造が出来上がってしまっているのでWeb系のほうが狙い目かもしれません。
と、いいたいところですが、会社によってピンキリなので金額を確認してより高い方を選んでいくのが無難でしょう。
将来、単価が上がりそうな業種を狙うのが理想ですが予想は難しいので3~5年先くらいを考えて選ぶのが無難です。
自分の価値を高く評価してくれる相手に自分を売り込めばいい
高い給料や報酬がほしいならお金をたくさんもっている人からの評価を高めたほうが効率的です。
普通の仕事は時間労働なので自分の時間を切り売りする訳ですが、なるべく高く買ってくれる人を選べばいいというだけの話です。
おまけ:もっと楽に大金を稼いでる人がたくさんいて自分は小物だった
自分の収入が増えてくると周りにも収入が多い人が出てきます。
本当は自分がそういうグループに近付いていった結果そうなっていきます。
そうすると月200万もらっている人や300万ももらっているという人が同じ職場で働いていることもあります。
上には上があって1台3000万のサーバーを売っている営業マンはサラリーマンでも年収何千万だとかいった話が出てきます。
上には上がいるので少しくらい給料が増えてもあまり大したことはないようです。
コスパが大事
時間労働だと1日8時間で月20日以上働く場合は上限がだいたい時給1万くらいが限界だそうです。
そんなにもらえれば十分という気もしますが、それ以上を時給で狙うには常駐ではなく単発でコンサルをするとかやり方が限られてきます。
そういう仕事は実際には準備や移動に時間がかかる分、トータルの効率はよくありません。
それでは時給1万を目指せばいいのかというと、そういう高給取りになると仕事の専門性や責任で大変なのでコスパがよくありません。
ITエンジニアだったら時給だったら5000円、月収80万くらいがたぶんスパがいいラインになるのでこのあたりが現実できだろうと思います。
他の業種のことはよく分かりませんが、だいたい時給3000~5000円くらいがコスパがいいラインになるのではないかと思います。
そこから先は時間労働ではなく不労所得に切り替えて金融FIREなどを狙うほうが現実的でしょう。
月収100万、年収1000万で心にブレーキがかかり成長が止まる
普通の人がこれくらい収入があれば十分だろうと感じてしまうのが月収100万、年収1000万というラインです。
このラインで満足してしまう人が多くそれ以上を目指せなくなるのでブレーキがかかるラインになっています。
上を目指すなら倍の月200万、年2000万以上を目標にするといい
本当はもっと上を目指せる人もいるので目指すならせめて倍かそれ以上を目標にしておくとブレーキがかからずに成長しやすくなります。
後日談:高給取りになって周りからの評価があがると
自分の収入が増えると周りからの対応が変わってきます。
単に歳をとったという部分もあるでしょうが、それ以上に収入の影響が強いようです。
優秀な人たちと関わるようになるので人間関係がよくなる
学生のアルバイトだと安い仕事をものすごく優秀な人がやっていることもあります。
ですが、大人の仕事では月給と能力はだいたい比例しています。
安い仕事をしている人が悪いという訳ではないのですが、中には常識では考えられないようなひどい人が混ざっている確率が高くなります。
スーツのズボンに穴が開いていて中の財布が見えてる人を見たことがあるぞ
しかも毎日そのスーツを着ていたぞ
まさかそんな人がいるとは思わなかった
安い仕事は社会の底辺人材が集まってしまうのかもしれません。
そうならないように気を付けましょう。
安い仕事は変な人が混ざっている確率が上がる
偏差値と人間性や常識感覚は少し比例しているようで安い仕事で偏差値の低そうな人たちが集まると、ほとんどは普通のまともな人なのですが、中には変な人が混ざっていることがあります。
安い仕事のほうが変な人がいる確率が高いように思います。
本当は賢い人たちの中にも変な人はいるけどそれを表に出さないだけかもしれないので、詳しいところはよく分かりません。
偏差値の高い人たちが集まるとよりずる賢い戦いになりがち
偏差値の高い人たちがいい人たちなのかというと別にそうでもありません。
いい人・悪い人といった人間性のよしあしは偏差値とはあまり関係ないようです。
偏差値の高い人たちのリストラやパワハラではより安全なところから弱者を攻撃する傾向があります。
自分は傷付かない状態を作った上で背後から一方的に攻撃を続けてとどめを刺そうとしたりするのでより悪質な感じになりがちです。
致命的なところまで攻撃を続けてしまうので偏差値の高い人たちのほうがたちが悪いとも言えます。
たまに過労死問題がニュースで扱われますが、大企業だとだいたいパワハラかリストラの結果なのではないかと思います。
優秀な友人からの評価も上がりビジネスチャンスも広がった
収入が増えるとより味方が増えていろいろなチャンスが広がります。
そのために収入を増やした訳でもないのですがビジネス的には結果的にいい感じになります。
クライアント・上司の対応が丁寧になった
安い仕事を受けていたころはお客さんも上司も失礼な人がいたものですが、収入が増えてしまうと失礼な態度の人は減っていきました。
収入が増えたほうが人間関係は楽になっていきます。
自分が金のなる木になるので低給時より大事にされた
雇う会社や上司からすると高給取りは高い人材なので大事にする傾向があります。
安い仕事を続けるよりも気分はいいです。
合コンに誘われるようなった
これは個人差がありそうですが、そういえば前よりは誘われることが多くなったといった感じです。
高給取りになると結婚市場での価値も上がるので声がかかりやすくなったという訳です。
高給取りの嫁ポジションを狙う女子がけっこういることが分かった
女性は現実主義で結婚相手に経済力を求めるので自然とそうなります。
統計的にも女性が結婚で重視する要素のトップ3くらいに経済力が入っていました。(女子には常識らしい)
ずいぶんと生きやすい状況に人生が変わった
職場での争いやストレスはそんなに変わらないのかなと思いますが、収入が多いほうが周りからの扱いがよくなるのでその分は生きやすくなりました。
高給取りの人生は高いものが買えるだけでなく人間関係もよくなりいろいろお得だった
無駄にストレスを与えられたり、頭の悪い自称ライバルの相手をせずにすみ、上司やクライアントからもおおむね大事に扱わるので高収入になるといろいろお得な感じです。
もうからない夢を追うのはそこそこにしておいたほうがよさそう(個人の感想)
夢を追うのはいいですが高収入を狙っていったほうが結果的にいい人生になるのではないかと思います。
お金さえあれば趣味で夢かそれに近いことへのチャレンジも続けやすくなります。
夢を追うのはそれくらいでもいいのではないかと思います。
結論:幸せな人生を送るのに効果的なのはお金だった
普通は「お金があってもどうなの?」というのが常識かと思いますが、実際にはお金があったほうが幸せな人生に近付きやすかったです。
あるいはお金がないと不幸に近づきやすいと言ってもいいかもしれません。
お金を求めるのはベストではないにしてもべターな選択肢でした。
世の中お金が全てじゃないが人間の幸福の多くに強い影響があるのがお金だった
思っていたよりもお金の効果は大きかったです。
「お金が全てじゃない」という言葉は少し安易な分析だと言わざるをえません。
「かなりの部分はお金だけど全てではない」くらいが現実に近いです。
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