この記事は「どうやって使うの?」「何をすればいいの?」、「どうなってるの?」という疑問にお答えします。
エンジニア系のクラウドソーシングに興味があり始めてみようか悩んでいる人、実際に始めたいという人に向いています。
目次から気になる内容を探してみてください。
先に断っておくと、未経験からの副業プログラミングで月10万を目指すにはクラウドは向いていません。現役プロや企業が参入して要求レベルが上がっているからです。
クラウドに仕事がないとは言いませんが、エージェントに登録して週2~3日で未経験可のITエンジニア案件を探したほうが早いでしょう。
まずはどんな感じなのか説明します。
クラウドソーシングは色々な会社や個人が募集してい案件を個人が請け負って報酬を得られるアウトソーシングビジネスのひとつです。
募集を待つだけでなく自分からスキルをアピールして案件の依頼を募集できる機能のあるサービスも増えています。
リモートワークがほとんどです。職場での常駐作業ではないので週末の空き時間などで賢く働けます。
始めやすい(参入障壁が低い)ので副業リモートワーク(テレワーク/在宅ワーク)や実務経験のない人の実績作りにも向いています。
Web開発やスマホアプリ開発に転向しようか悩んでいる人がお試しで簡単そうな案件を受けてみるのもいいでしょう。
主婦などで働いてない人ならフリーランスデビューになる、とも言えます。
案件は実際に報酬の出る実務なので就職・転職時の職務経歴に書くこともできます。
残念ですが、企業側の評価としては実務経験はフルタイムを主な対象にしています。
たとえば「クラウド歴3年になります。」と言っても実務経験換算だとゼロか半年くらいのキャリアとしてしか評価されない恐れがあります。
この評価されにくいリスクは、ちゃんと相手に実績を見せられる仕事をこなしていけばある程度さけられます。
このアプリを作った、この会社のWebサービスのこの部分を改修した、などとアピールできる仕事を狙って引き受けられるといいです。
受注実績は就職では短期のエンジニアスクール卒業よりも評価されることもあるしょうから就職がうまくいっていない初学者がチャレンジしてみるのもいいです。
リモートなので健康問題や家事/育児/介護などで自宅を離れられない人にもピッタリのワーキングスタイルです。
出産・育児休暇などで職場を離れないといけないときに職務経歴に空白を作らずにつないでおくにもちょうどいいです。
残念ですが敷居が低い分、報酬は少なめです。クラウドメインでお金を稼ぐのは効率が悪いです。
仕事の受注は他の人との競争になります。安定的に受注するにはオンライン営業や自己ブランディングも必要になってきます。
それらが得意な人はクラウドにこだわる必要性はないかもしれません。
中には高単価案件もあります。ですが、結局は高いスキルと実績が求められます。ですので他のフリーランスエージェントも比較対象になってきます。
エンジニア系労働市場としては他と同じなので基本的に経験とスキルで評価されます。サービス側のサポートがあるものの自分の営業力でも案件の受注率が変わってきます。
基本的に募集された案件を複数の登録者で受注するので競争になります。案件の受注が不安定になりがちのがデメリットです。
ですが、同じサービス内で実績が積み上げることもできます。内部評価が上がれば案件が受注しやすくなります。
このように手軽に自分で案件を受注できてリモートで自由に働けるのがクラウドソーシングです。
クラウドソーシングからは早くステップアップ?
クラウドソーシングは、自由な働き方ができる一方で、競争が激しく、スキルに見合った報酬が得られない場合があるなど、課題も抱えています。特に、未経験者は低単価案件に限定されがちです。
しかし、実績を積み重ね、評価を高めることで、高単価で安定した案件を獲得できる可能性も十分にあります。ハイスキルワーカー向けの案件は、一般には公開されないことが多く、より高い報酬が期待できます。
一方で、転職サイトやエージェント案件では、企業との直接的なやり取りや、キャリアアップのサポートを受けることができるというメリットがあります。
どちらを選ぶべきか悩んでいる方は、自分のスキル、経験、将来のキャリアプランなどを考慮し、メリットとデメリットを比較検討することが重要です。
例えば、フルリモート案件を引き受け、自分のぺース自由に働きたい場合はクラウドソーシング、安定した収入を得たい場合は転職サイトやエージェント案件など、それぞれの働き方に合った選択肢を選ぶことができます。
エンジニア向けのクラウドソーシングサービス
無料なので試しに登録して案件をながめてみるとわかりやすいです。
他のエンジニア市場と同じで経験者優遇ですが実務経験なしでも仕事が取りやすいのがメリットです。
スキル販売といって自分が得意なスキルの仕事を募集することもできます。
登録は自分のスキル設定や紹介文作成が面倒なので一旦、最低限の入力で登録することをおすすめします。
本人バレ対策でニックネーム登録することもできます。ですが、報酬の受け取りが出来なくなることがあります。
案件調査用アカウントとビジネス用アカウントは分けた方がいいです。
本格的に使うなら本名で顔出ししたほうが信頼性が上がります。ただし、受注者の評価はサービス内での評価が優先されますのでそれほど大きな効果は期待できません。
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案件数の多い大手、エンジニア系案件が多い
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軽めのエンジニア案件やデザイン系の案件が多い
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※スキル販売:受注者が自分で売り込める機能、スキルに値段を付けて仕事を募集できる
エンジニアの評価基準
基本はスキルと経験で評価されます。
クラウドサービス内では一般的な職務経歴や技術経歴の他に受注した実績やサービス側の決めた条件も評価の対象になります。
他には本人確認の証明書提出や機密保持契約の有無、レスポンスの速さ、案件達成率なども評価対象になります。
いろんなサービスを少しずつ使うよりも同じサービスで受注し続けたほうが有利ね。
注意
スキルを盛りすぎないこと
クラウドソーシングでも他の転職サイトやフリーランスエージェントのように技術経歴書(スキル表)に当たるものを登録します。
出来ることや得意なことはアピールべきです。嘘にならない範囲で「この言語なら上級者です」などと書くのは自由です。
ですが、業務経歴1ヶ月の言語を年でしか登録できないから1年に繰り上げてしまうようなことはやめておきましょう。
最悪、経歴詐称で訴えられる恐れもあります。
本当にそれくらいのスキルがある自信があるならいいです。ですが、そもそもビジネスなので基本的にバレるような嘘をつくのは得策ではありません。
バレると他のスキルだけでなく人間性まで低く評価され信用を失ってしまうリスクがあるからです。
いくら売り手市場とはいえ自分の信用や影響力を高めていくのがビジネスの本質ですから自分というブランドを大切に育てていきましょう。
ちなみに出来るけどやりたいくない言語などはムリに登録しなくてもいいです。使いたいスキルだけ登録しましょう。
自分が嫌いなスキルを使う案件の依頼がくるとは思いませんが、どうせ断るならお互いに時間の無駄になるからです。
スキルをたくさん登録したほうが案件の受注率が上がるってサービス側に書いてあったわよ。
サービス運営者が発注企業に登録者が多いことをアピールしたいだけじゃないか?
そうかもね。
ライバルとの競争が基本だから中途半端なスキルが評価されるとは思えないし。
発注者が自分の点数を付ける
受注案件が終わると発注者が受注者の仕事振りを評価してサービスに登録します。これがあなたのサービス内での評価になります。
評価されるポイントでは品質と納期、レスポンスや人間性などです。
受注して報酬もらって終わり、ではないので誠実な対応をとっておきましょう。
逆に発注者を評価できるサービスもあるけどテキトーなことを書くとブラックリスト入りするから真面目に書いた方がいいぞ。
時給と固定報酬の契約の違い
作業時間の長さとは関係なく報酬が固定の契約と、時給や月給の契約があります。法的にはそれぞれ請負契約と準委任契約といいます。
請負契約では時間をかけるほど利益が減るので早くできる案件のほうが有利です。
相談や要望、チェックなどが多いクライアントは時間がかかるのでさけたいところです。
サービス | 請負契約 | 準委任契約 |
クラウドワークス | 固定報酬制 | 時給報酬制 |
ランサーズ | 固定報酬 | 時間報酬 |
受注したクラウド案件を放置してはいけない
大人の仕事なのでちゃんと自分でやり遂げられる仕事以外は引き受けないでください。
今の時代、データが延々と残るので自分の信用が落ちるリスクは大きいです。
クラウドだけでなくフリーランスの中にも音信不通になって自宅に引きこもったり、逃げだすようなヤツが本当にいる。
大人なんだからちゃんと働けよな(笑
スマホがつながらないとき用に自宅の固定電話の番号を教えておけば信頼性が上がるわね。
大人の世界では出来ないことは仕方ないことでもあるからクライアントに相談すればだいたい何とかなるぞ。
怒られたり報酬を減らされたりするかもしれないけどな。
この案件で実装するのは難しいとか、時間がかかるから止めたほうがいいとか、納期を遅らせてもらうとか、まぁ、クライアントの機嫌を損ねなければ逃げなくても何とかなるわよ。
最悪、裁判で賠償金を取られる恐れもあるんだが、独断で案件を放棄したり、クライアントを無視した記録が残るほうがヤバイな。
本名で登録したら一生残って面倒なことになるかもしれん。
人としての信用とか誠実さの問題なのよ。
最悪、ドラマの営業マンみたいに土下座でもするみたいに素直にあやまったほうが逃げるより全然いいわ。
でも、まあ、普通は信用してない相手に難しい仕事は頼まないから、素直に本当の自分のスキルを伝えればそんなにひどいことにはならないはずだ。
社会人として当たり前のことですが受けた仕事を勝手に投げ出したり、仕事相手を着信拒否にして無視したりしてはいけません。
クライアントと話し合えばそれなりのところに落ち着きますし、クラウドソーシングのサービス運営会社のサポートもある程度まで使えます。
逃げても何も解決しないのでちゃんとクライアントと話合いましょう。それが大人の仕事というものです。
文句は言われるでしょうが、運営会社の人は多分そういうのに慣れているのでそれほどひどいことにはならないはずです。
比較的平和的に契約解除などが行えるでしょう。
逆に発注側が警戒しているのはそのクラウドソーシングサービスで受注実績がなかったり、レスポンスが遅いことです。
クラウドソーシングの初仕事のときは仕方ないですが、レスポンスが遅いと要注意人物と思われてしまいます。
連絡確認は毎日するのが基本です。レスポンスは早いほうが喜ばれるので朝晩2回チェックしてもいいです。
仕事がデキる人はみんな連絡のレスポンスが早く内容も的確に伝えてくれるものだ。
デキるエンジニアになりたいなら見習うんだぞ。
クラウドソーシングサイトを使わず直接取引したい
クラウドソーシングのビジネスが成り立たなくなるので、基本的には禁止行為とされているはずです。
罰則としては、会員資格の停止や違約金の支払いなどがあります。
そのサイトを使い続けたいなら、サイトを通して取引すべきです。
そのサイトを使い続ける必要がないなら、登録を解除すれば、解除後の規定にもよありますが、おおむね問題ないはずです。
問題があるとすれば、解除後5年間サービスで知り合ったクライアントとの取引を禁止するなどの規定があった場合です。
ですが、実質的なチェック方法や法的な根拠があるか怪しいので、あまり問題は起こらないでしょう。
世の中には実効性のない、有名無実な契約内容もあるので注意してください。おかしな契約には従う必要がありません。
最悪の場合、裁判となって違約金などを請求される可能性があります。
ですが、少額の取引で裁判をすると赤字になるので裁判になる可能性はかなり低いです。
金額も数十万円程度でしょうから、それほど心配はないでしょう。
それでも心配な場合は、クラウドソーシングのサポートに確認するのがおすすめです。
案件受注のポイント
プログラミング案件がメインターゲットですが、次の記事のほうで詳しく説明しているので参考にしてください。
さて、全体としては相手の期待値を越えた仕事やサポートを提供することで発注者からの信頼が高まっていきます。
自分の信用はクラウドソーシング以外でも評価ポイントになるのでサービス外部の普通の SNS で期待値を上回る仕事をしていることをアピールするのもおすすめです。(※機密保持契約に注意)
具体的に案件受注率を上げるにはいい提案文を作るのが効果的です。
毎回似た文章になりがちですが、ベテラン発注者はその熱意のなさを見抜いています。
テンプレ感コピペ感をなくして最後までクライアントに寄り添い満足感の高い結果を約束してもらえそうな文章を目指しましょう。
提案文も大事な審査対象だから安心感やデキる感じを出していけ!
あとは実績を示せるポートフォリオなどががあるいいです。さらにクライアントのお得感が高まるプラスアルファの提案が出来ればなおいいです。
SNS も人間性やスキルの参考になるので URL を貼っておきましょう。(※趣味のふざけた SNS は逆効果)
フリーランスならではの時間外対応や素早い対応が出来る点をアピールするのも効果的です。
発注者は社員やフリーランス採用と同じようにハズレを引くのが怖いから安心感を与える要素を増やすのがポイントね。
あとはタイミングが大事です。発注者側も応募者が50人を超えてくると時間もないので全部はチェックせずに決めてしまいがちです。
10件くらいの応募者から決める会社がけっこうあって、そういう判断の早い会社のほうが面倒な注文もされにくいのでやりやすいようです。
応募者の10人以下の案件は狙い目です。案件は毎日チェックしたほうが受注率を上げられます。
クラウドソーシングは駆け出しエンジニアで業界にコネがない人やポートフォリオ代わりに実務を経験しておきたい人におすすめです。
人に頼める色々な仕事を紹介しているサービスがクラウドソーシングです。
副業や個人事業主向けの案件も扱っています。エンジニア系案件もあります。
ITエンジニア専門ではないので会社やエンジニアとコネのない人、未経験の人でも使いやすいのがメリットです。
エンジニアでもWebデザインスキルがあるなどマルチなスキルを活かしたい人にも案件が探しやすいです。
エンジニアメインで働く人にはエンジニア専門のところのほうがサービスの質がいいのでクラウドソーシングで探すメリットは少ないです。
クラウドで実績をつけつつ並行してフリーエージェント経由でフルリモート案件を探すのもいいです。
タイミングが大事なのは普通の業務委託案件でも同じだ。
仮にフリーランスで仕事が取れなくてもタイミングが悪かったくらいに思っておいてもいいくらいだ。
受注できないときは安い案件で実績を作る手も
その人が受注した案件が確認できるクラウドサービスでは、受注数が多いほうがクライアントに安心感を与えられます。
何も案件がないならアンケート回答やデータ入力などの軽作業をこなしてサービス内の評価を高めておくという手もあります。
受託案件の数がカテゴリー別に表示されてしまうとダメですがそうでないサービスなら使えなくもありません。
将来的には使えなくなるでしょうから今だけの裏技かもしれません。
これはあくまで裏技的なことです。どうせやるなら自分のスキルアップにつながる作業のほうが望ましいです。
未経験で役立つスキルがつきそうなのはライティング業務です。文章はメールやSNSでよく使うので高めておけば一生のスキルとして役立ちます。
ただ文章を書けばいいということじゃなくて、書きながらライティングの勉強をすることでスキルアップしていくってことだから勘違いしないでね。
自己流の文章は正直いって微妙よ。
危ない・面倒な発注者への対応方法
残念な事実ですが、低単価案件になるほど怪しいクライアントが発注している可能性が高くなります。
まったく話にならない人もいますが、単価が安いだけで、ビジネスパーソンとしてはまともな人もいます。
ですから、危ない相手でさえなければ、低単価でもまともな案件を受けることができます。
最初の実績のない間は仕方ないので、そういうクライアントを探しましょう。
危なそうなクライアントの質問などに、初めからスルーできれば、不快な思いをせず、それなりに納得できる案件を見つけられます。
関係ない話をしてくる相手はさける
あいさつくらいならいいですが、案件内容と直接関係ないことを伝えてくる相手は、ビジネスパーソンとして能力が低いか、別の目的を隠している可能性があります。
少なくとも交渉しても効率が悪く、時間がかかるコミュニケーションコストが高いタイプと疑われます。
関係ない話をしてくる相手はを警戒してさけるか考えるのが、最初に取るべき対処方法です。
モンスタークライアントを見分けるポイント
モンスタークライアントは、とても狡猾で扱いにくい相手です。
モンスタークライアントは、自分が正しく悪いのは相手だ、と思い込ませるような状況を作るため、言葉巧みな心理誘導を続けます。
常識や制裁などとして、自分の暴言や虐待を正当化しようとします。
被害者と加害者の立場を逆転させようとするなど、論理の破綻した言い訳を繰り返すのが得意です。
これらのポイントをチェックして、モンスターとはなるべく早く関係を終わらせることで、被害を最小限に抑えることができます。
- 自分の罪や失敗、不都合なことは認めずスルー
- 相手を認めず、相手の非難ばかり続ける
- 都合の悪い質問などには答えず、自分が有利になる話題に論点をすり替える
- 自分が起こした問題を相手に責任転嫁し、被害者と加害者の立場を逆転させようとする
- 根拠がない、または度を越した謝罪を要求する
- 相手にとって不都合な情報を公開すると脅す
- 裁判をちらつかせて脅す
- スルーすると「自分で問題を起こして逃げるのか」などと非難して、相手にしてもらおうとする
- 答えに困ると「ありえない」「意味が分からない」などといい、根拠のない非難を繰り返す
やり取りを続けたら負け、スルーできれば勝ち
クライアントには私もいろいろと丁寧に説明して、求められたエビデンスを渡したりしています。
ですが、まったく話を聞いてくれず、揚げ足取りや自分のいいたいことだけをいい続けるモンスタークライアントもいます。
私の経験では、案件の契約前なら、返信は1日1回まで、平日のみ、などと制限するのがいいと思います。
モンスターは相手をすると何回でも返信してきて面倒なので距離をとる作戦です。
モンスターの可能性が高いとわかったら、その時点でやり取りをやめてしまうほうが賢いです。
いかにモンスターといえども、相手から反応がなければ何もできません。下手に相手をすると話がこじれるリスクがなく、時間も無駄にせずにすみます。
口喧嘩に勝つのは意外と簡単なんだ。
負けそうになったら別の話題に変え続ける。これを勝つまで続ければ、負けないから、いつかは勝てるでしょ?
モンスターが話を続けたがるのは、勝てる話題を見つけるために弱点を探しているともいえる。
だから相手をしないのが正解。わりとしょうもない相手だから、なるはやでスルーがおすすめだね。
とはいえ、要返信などの返信を実質的に強制するようなシステムの場合は、仕方ないので返信を続ける手もあります。
そういうときは、相手を十分泳がせて、脅しなど規約違反に当たることをしてくるのを待ってください。
その証拠を保存したうえで、サービスの運営会社に相談するといいです。
モンスターは、受注者を運営には苦情を入れない人だと思って油断しています。
運営に相談していると伝えておけば、モンスターもそれまで自分勝手なことを言ってきたことを少しは反省するのでしょう。
相談後にどうなるかというと、残念ですが相手の方がそのサービス内での実績がある場合は、うやむやにされる恐れもあります。
このあたりはビジネスですから、クラウドソーシングがもうかるような選択が取られることが多いでしょう。
契約締結後は作業に入るので、より冷静な対応が必要になります。
基本的には業務に関係ないことは答える必要がないとして答えないと楽です。ですが、嫌われるリスクもあります。
結論としては、やはりモンスタークライアントとは早く手を切るのが正解です。
モンスターはいつも喜んで嫌がらせをしているので、いろいろなイジメテクニックを知っています。
多くの人にとっては予想以上に手ごわいはずなので、相手しないほうが賢いです。
よほどの大権力者でない限りは、我慢してこびても自分が損するばかりです。
モンスターは嫌がらせを続ければ、相手がこびてくることも知ったうえでやっているので効果も少ないです。
精神衛生上もよくありません。
一般社会と同じように、変な人と関わってもおかしなことになるだけで、メリットはありません。
時間を使うなら、もっとまともな人との付き合いや仕事、スキルアップなどに使った方が生産的です。
また、電話では証拠が取りにくいので、電話連絡が多いクライアントとは水掛け論になりやすいです。
最初の低価格案件ではさけたほうがいいです。
モンスターに出会うと、社会の闇を見ちゃった感じになるね…
対処法の詳細
ChatGPT先生の回答を引用しておくので参考にしてください。まさに正論です。
モンスタークライアントに対処するのは大変ですが、以下のような戦略で対処することが考えられます:
1. 冷静に対応する
感情的に反応するのは避け、冷静でプロフェッショナルな対応を心掛けます。相手が感情的でも、こちらが冷静でいることで、相手も次第に冷静になることがあります。
2. コミュニケーションを記録する
やり取りはすべて記録に残すことが重要です。メールやメッセージのログを残しておくことで、後からトラブルになった際に証拠として使えます。また、クライアントが非合理な要求をしてきた場合、記録を基に反論しやすくなります。
3. 境界を明確にする
不当な要求や揚げ足取りが続く場合、最初に合意した範囲や条件に基づいて、丁寧に「ここまではできるが、それ以上は別の契約が必要」と境界を明確に伝えます。あらかじめ契約書に仕事内容や範囲を詳細に記載しておくことも重要です。
4. 文書で対応する
口頭でのやり取りやチャットでの曖昧なやり取りを避け、明確な書面やメールで対応することをお勧めします。特に「エビデンスを渡しているのに聞いてくれない」という状況では、公式な形でエビデンスを再度提出し、記録を残すことで後の対処がしやすくなります。
5. 適度な距離を保つ
コミュニケーションが厳しくなるクライアントとのやり取りでは、過度に個人的なやり取りや頻繁なコミュニケーションを避け、必要なことにだけ焦点を当てて対応するようにしましょう。
6. 最後の手段として辞退も検討する
状況が改善せず、ストレスが大きい場合や不当な要求が続く場合には、契約の終了や辞退も考慮すべきです。自分のメンタルヘルスや仕事の質を保つためには、時にはプロジェクトから離れる決断も必要です。
ランサーズなどのクラウドソーシングでは、こういった場合に備えて「相談窓口」や「仲裁機能」があることもありますので、適宜サポートを求めるのも良い手段です。
あなたにとって快適で効果的な仕事環境を守るために、必要な時には毅然とした態度を取ることが重要です。
モンスタークライアントがおかしなことをする理由は、少し長いですが、Gemini先生の回答を引用しておきくので参考にしてください。
次はGemini先生の回答です。対処法はだいたい同じです。
モンスタークライアントが文句を言う理由・目的
- 完璧主義:
- 完璧な成果物を求めるあまり、些細なミスも許せず、過度な要求をしてくる場合があります。
- コミュニケーション能力の不足:
- 自分の意図を正しく相手に伝えることが苦手で、結果的に誤解が生じ、トラブルに発展することがあります。
- 経験不足:
- クラウドソーシングの利用経験が浅く、仕事の進め方や評価の基準がまだ確立されていない場合があります。
- コストパフォーマンスを求めすぎている:
- 低予算で高品質な成果物を求めるあまり、現実的な範囲を超えた要求をしてくることがあります。
- ストレスの解消:
- 仕事上のストレスを、ランサーにぶつけている場合があります。
- 権力欲:
- 自分の意見を押しつけ、相手をコントロールしたいという心理が働いている場合があります。
- 単に嫌がらせ:
- ランサーを困らせたいという悪意を持っている場合があります。
対処法のポイント
モンスタークライアントへの対処は、非常に難しい課題ですが、以下のポイントを意識することで、状況を改善できる可能性があります。
- 冷静さを保つ: 感情的に巻き込まれず、客観的に状況を把握することが重要です。
- コミュニケーションを改善する: 誤解を避けるために、言葉を選んで丁寧に説明しましょう。
- 証拠を残す: すべてのコミュニケーション履歴を保存しておきましょう。
- 契約内容を確認する: 契約書に記載されている内容に基づき、自分の権利を守りましょう。
- 第三者の介入を検討する: ランサーズのサポートセンターに相談したり、弁護士に相談したりすることも検討しましょう。
- 関係を切る: どうしても話がまとまらない場合は、関係を切ることも一つの選択肢です。
具体的な対応策の例
- 具体的な提案をする: 抽象的な要求に対しては、具体的な提案を行いましょう。
- タイムアウトを取る: 話が平行線をたどっていると感じたら、一旦冷静になるために時間を置きましょう。
- 他のランサーの意見を聞く: 同じような経験をした他のランサーに相談してみるのも良いでしょう。
最後に
モンスタークライアントとのやり取りは、精神的に辛いものです。しかし、これらの対処法を参考に、冷静に対処することで、状況を改善できる可能性があります。 もし、どうしても一人で解決できない場合は、周りの人に相談したり、専門家に頼ったりすることも検討しましょう。
重要なのは、あなたのメンタルヘルスです。 ご自身の負担が大きくなりすぎないように、無理せず、できる範囲で対応しましょう。
より具体的な状況があれば、より詳細なアドバイスをさせていただきます。
- 例えば、どのような種類の仕事なのか
- 具体的にどのような言動が問題になっているのか
- 契約内容の詳細 など、教えていただけると助かります。
追加で、以下のような点も考えてみましょう。
- クライアントの背景を理解しようとする: なぜそのような要求をするのか、その背景を探ることで、より適切な対応ができる場合があります。
- 共通の目標を見つける: クライアントと共通の目標を見つけ、協力して問題解決を目指しましょう。
- 感謝の気持ちを伝える: クライアントの意見に耳を傾け、感謝の気持ちを伝えることで、関係性が改善される場合があります。
これらの情報を参考に、ご自身の状況に合った対処法を見つけてください。
どうしても怒りが収まらないときは?
AIチャットを使って、モンスタークライアントを分析したり、対策を調べたりすることで、怒りが収まりやすくなります。
メタ認知という自分自身を客観的に見つめる方法があります。これを使えば、まるで他人を見ているように冷静な状況判断ができます。
客観的な立場に立てれば、怒りは自然と収まっていきます。
自分が分析した対策をモンスタークライアントで試してみたくなるかもしれません。
もし、どうしてもそのクライアントと関係を続けなければならない場合は、分析した方法を試すのも一つの方法です。
しかし、そのクライアントとはできるだけ関わりを減らすことのほうが望ましいです。
危ない発注者
なかにはヤバイ発注者もいます。
クラウドのサービスを介さない直接契約を申し込んできて報酬を満額支払わないような確信犯もいるので注意が必要です。
サービスを使っていれば報酬を支払わないなどのトラブルが防げるのでやはり便利です。
- サービス内での評価/口コミ
- 応募者の少ない案件を出している
- 要件があいまい
- クライアントの会社情報などが少ない
- 契約内容に矛盾や不審な点がある
- 募集内容が怪しい
- 報酬が相場より高額
- 未契約でサンプルを作らせる
- 直接取引を求めてくる
- サービス内での評価が低い
- 使うソフトなどを買わせようとしてくる
【重要】サービス内での評価/口コミ/本人確認
クライアントもワーカーも互いに評価できる仕組みがあれば、その評価が参考になります。
始めて案件を受けるクライアントなら、一度は目を通しておくべきです。
とくに最低評価をされたことがあるクライアントは詐欺案件を出していた可能性もあるので注意したほうがいいです。
また、詐欺師などのモンスタークライアントは、自分が避難されると逆恨みして、ワーカーに低評価をつける恐れがあります。
自分が書いたとバレるような書き込みはしないことをおすすめします。
詐欺でなくても条件の悪い案件を批判したばかりに自分の評価が下がるのは損です。
クライアントの本人確認はしていなくても、評価や募集案件数などからできます。
ですが、サービス利用回数が少ないクライアントでは注目しておいたほうがいいです。
【重要】応募者の少ない案件を出している
応募者が少ないかどうかみるのが、一番簡単な判断方法です。
必ずしも悪いクライアントとはかぎりませんが、応募者が少ない案件は他のワーカーがさけている案件であり、地雷案件の恐れがあります。
次に挙げる項目に当てはまる案件とクライアントには要注意です。
- 応募後、すぐにLINEなどサービス外での連絡を求めてくる
- 継続案件で最初の契約金が22円などの低額
- 相場より単価が安すぎる、または高すぎる
- 技術的、または労力的な要求が過大
- モラルやルール違反となる要求
- 継続案件で試用期間が長い
- 評価用サンプル作成の量が多い
モラル・ルール違反の例には、エンジニア案件では、スクレイピング禁止サイトへのスクレイピング依頼、クローリングBOTで二段階認証を突破すること、などがあります。
無視して認証を突破するプログラムを作ってしまうと、ITセキュリティ業界のブラックリストに入れら、その後の行動や人生を制限されてしまう恐れもあります。
案件ではワーカー自身のモラルも試されることになるので、グレー案件には関わらないほうが賢いです。
文章や態度で判断できる
モンスタークライアントは文章能力が低い傾向があります。
何がいいたいのかわからない文章だったり、文章の開始と終わりが間違っていたりするクライアントはさけたほうが無難です。
日本語や一般常識が通じるか怪しいです。
文章だけでもクライアントの態度が判断できます。
謙虚さがなく、過去にワーカーが音信不通になったなど、被害者意識が強いクライアントは要注意です。
原因は、ワーカー側のスキル不足が原因だと主張しているはずです。
エンジニア世界でうまくいかないときは、スキル不足が原因とされることが多いです。
ですが、実際には安い報酬で過大な要求をしたせいで案件を完了できなかった可能性があります。
システム的に受発注の契約締結後、要件を増やすことができるので、クライアントの言いなりになると過大な要求をされる恐れがあります。
受注後に要件の詳細がわかり、想定していたものよりも作業が増えることもあります。
そんなときは、報酬追加や納期の延長、あるいは要件追加を断るなどの交渉をすべきです。
要件追加を受け入れていると、無限に追加しようとするモンスタークライアントもいます。
案件だけでなくクライアントの態度も冷静に見極めることが大切です。
ワーカーに逃げられたなどの被害者アピール
ワーカーが必ずしも悪いとは限りません。
人は責任が重くなるほど、ミスが命取りになるので、自分を正当化するため、相手に責任を負わせようとする傾向があります。
その結果、重箱の隅をつつくような詭弁まがいの非難をしてくることもあります。
ミスが許されにくい公務員や大企業の社員、医療関係者などにもよくある傾向です。
また、クライアントが報酬に見合わない過大な要求を繰り返している可能性もあります。
そもそも、報酬と業務内容が見合っていれば、ワーカーが音信不通になる可能性は低いです。
ワーカーを選ぶのはクライアントですから、質を見極める判断力が低い可能性もあります。
音信不通の被害者アピールをしているクライアントは、思いのほか危険がひそんでいるかもしれません。
要件があいまい
クラウドソーシングの案件ではIT業界以外のクライアントの仕事もあります。
ITをよく知らないクライアントの要望はあいまいなので自分で要件定義をしないと仕事になりません。
要件定義のための打ち合わせに時間がかかるとそれだけ時給が下がってしまいます。
SEなどで設計や要件定義のスキルがあればいいですが、そうでないエンジニアは募集内容を見て慎重に判断したほうがいいです。
要件があいまいということは求められる仕事もあいまいで過大な要求をされる恐れもあります。
要件定義が出来たらどんな仕上がりになるのかしっかり説明しておかないと後々もめやすいので注意してください。
レスポンスが悪い
働く側も頼む側も同じで連絡や返事が遅い、内容がザツ、態度が悪いといった発注者はビジネスパーソンとしてイマイチです。
大企業で権力のレールに乗った社内貴族とか威張るしか能のない人間は態度が悪いな。
しかも上司の太鼓持ちはうまかったりする。
あんたは口が悪いから気をつけなさい。
新人にマウントを取るのが仕事みたいな人もいるのよ。
それに無能な人間でも利益を出せるのが優秀な企業だっていう説もあるわよ。
レスポンスの悪い人たちは出世や成功とはあまり縁がないので人脈としてもあまり期待できないです。
レスポンスのいい人との付き合いを広げていったほうがいいです。逆に相手のレスポンスが悪い原因が自分にあることもあります。
反面教師として自分もレスポンスや印象がいいビジネスパーソンになれるように心がけてみてください。
相手の態度は自分への評価でもある。
反面教師とはよく言ったものだ。
本人確認していないクライアント
ワーカーも同じですが、本人確認をしていないと信用度が下がります。
これも簡単にチェックできるので見ておきましょう。
プロフィール内容が少ないクライアント
会社情報などが少ない場合は要注意です。
プロフィールページの説明が少ないクライアントは、ビジネスに対する熱意があまり感じられません。
定期的にクラウドソーシングを使っているなら、よりよい受注者に応募してもらえるように工夫した内容にしているはずです。
不安なときは、念のためネット検索して、過去の犯罪履歴などがないか確認しておくといいでしょう。
契約内容に矛盾や不審な点がある
単なる書き間違いなのか、わざとあやふやにしているのか冷静に判断しましょう。
大人の対応としては怪しい人たちとは関わらないほうが無難です。人を疑うことは心理的な負担が強くコスパが悪いからです。
募集内容が怪しい
クラウドソーシングを本来の目的以外で使っている人もいます。自分の商品/サービスの売り込みや業界調査、個人情報収集などがその例です。
一旦、安いものを売りつけてから高いものを売りつけるアップセールスなどの可能性もあります。
募集内容がふさわしいものなのか冷静に分析しておきましょう。
報酬が相場より安すぎる
相場を無視したような低価格を指定するクライアントは、単にケチな相手である可能性があります。
ワーカーを使いつぶすテイカー型かもしれません。
ケチは犯罪ではありませんが、ケチな相手は、仕事や労働時間など他のことでも細かい注文をしてくる恐れがあります。
低価格なのに品質や納期には水準以上のもの求めてくる面倒なクライアントもいます。
ケチなクライアントは、あまり好ましいクライアントではありません。
とはいえ、これはクラウドソーシング全体が抱える問題でもあります。ある程度はしかたありません。
これをさけるには、クラウドソーシングは使わず、副業や各業界の専門エージェントを使ったり、企業と直接契約したりするといいです。
このような理由から、現実的には、クラウドソーシングの次のステップがそれらになっています。
学べる/実績になるはやや怪しい
募集にある学べる/実績になるという文句は、単価を下げるための理由に使われていることが多いです。
安い労働力で利益を上げようとしている地雷案件ではないかと、疑ったほうがいいです。
なかには詐欺師のような人もいるので注意が必要です。
そもそも、クライアントにとってはワーカーを学ばせようが、ワーカーに実績をつけようが、何の得にもなりません。
そのため、しっかり学ばせてくれたり、仕事を達成したあとに高い評価をつけてくれるとはかぎりません。
まともなクライアントなら、必要なお金を払うことでそれに見合った仕事をしてもらおうとするものです。
安い仕事だからといって楽ができたり、質の悪い成果物やいい加減な働き方が許されるという訳でもありません。
どうせやるなら、スキルアップして他の案件に応募することをおすすめします。
報酬が相場より高い
急ぎの仕事など理由があれば理解できます。すぐに応募してもいいでしょう。
ですが、高い報酬の裏には、初めから払う気がない詐欺案件や、後から値下げしてくる地雷案件という理由が隠されているかもしれません。
契約内容はしっかり分析しておきましょう。
未契約でサンプルを作らせる
評価用として作らせ、それを勝手に使ってしまう発注者もいます。作る量が多かったり、高い完成度を求められたりしたら、要注意です。
デザイナーさんやライターさんが受けやすい被害ですがエンジニアも無関係ではありません。
何か作らせるならその費用を払うべきなのですが、それがない発注者は怪しいのであまり関わらないことをおすすめします。
直接取引を求めてくる
すぐにサービス外のLINEなどへ連絡方法を変えてくるパターンに近いですが、より直接的に契約金や準備金を求めてくる詐欺ケースもあります。
サービスを使わない直接契約は、サービス側の規約違反になる恐れもあります。
正規の手続きを無視する相手は、そもそも社会人として信用できないので、関わらないことをおすすめします。
報酬が未払いになったときに、個人が相手に払わせるには裁判で50万円くらいかかります。
相手の資産を差し押さえて回収したりするのですが割があいません。
もちろん相手と信頼関係が出来た上でルールに則って直接取引するなら問題ありません。
そういう取引先を増やしていきたいものです。
必要な教材やソフトなどを買わせようとしてくる
作業に必要だとして自社サービスや専用ツールなどを売りつけてくる発注者もいます。
いわゆる悪徳商法の可能性があるので関わらないほうがいいです。
PCくらいは自分のものを使えばいいのですが、業務に必要になる特殊なものは発注者側が用意すべきものです。
あるいはそのことを募集条件に入れるべきものです。
例えばマックOSが必要なPC作業なら募集条件に「マックOSを使える環境があること」といった条件を入れないといけません。
キャンセル時の違約金を指定する
受発注後に依頼をキャンセルするときの違約金を、クライアントが自分で10万円などと指定していることがあります。
クライアントとしては、発注が確定した後にできないと言われても困るので、気持ちはわかります。
ですが、そういったことはクラウドソーシングの利用規約や契約内容で定められているはずなので、ワーカー個人が別途支払うべきものではありません。
案件募集時に違約金を指定している時点で、そのクライアントの常識感覚やビジネス感覚が疑われます。
モンスタークライアントの恐れがあり、せっかく頑張って納品しても、低評価しかもらえず、自分の評価が傷付くかもしれません。
実装や納期など他の部分でも要求が過大な可能性があります。関わらないほうがいいでしょう。
案件を引き受けた後に、どうしてもできないとわかったら、素直にあやまって理解を求めたほうがいい。
黙って逃げるとクラウドソーシングやエンジニアエージェント業界のブラックリストに載せられて、その後の仕事に悪影響が出るかもしれない。
できない仕事を引き受けてしまったとしても、大人として責任のある行動をとらないといけないよ。
コラム:どうしてモンスターが生まれるのか
人がルールや人権を無視するようになるのは、過去に自分がそうされてきた、あるいはそういう世界を見てきたなどの環境要因が強いとされています。
そういう環境で育ったり、就職先がそういう組織だったりすると、権力をにぎれば横暴に振る舞ってもいいと思うようになります。
さらに、他人を攻撃して勝つことから生まれる一時の優越感やプライドが守られるなどの快感、その他の得られるメリットから、自分がやったことを肯定するようになります。
それが続くと、権力欲やナルシシズムを肥大化させる悪循環におちいり、悪質なモンスタークライアントなどに成長していきます。
無責任で迷惑な人たちではあるものの、生まれながらの悪人というより、環境に適合した結果が悪かったと考えれば、モンスターにも少しは同情的になれるかもしれません。
ところが、当のモンスターたちは反省もせずに、同じ攻撃や工作を続けるので、本人たちも周りの人たちも一向に救われません。
そのため、相手にしない、距離をとる、というのが有効な自己防衛策になります。
下らない争いで勝つことしか考えていないモンスターは、偉そうにしていても、不安や緊張などのストレスが多く、不幸な人生を送っているかわいそうな人たちでもあります。
メリット・デメリット
クラウドソーシングを使うかどうかの判断基準にしてください。
案件募集は色々あるのでエンジニア的にはフルスタック系を目指す人や起業を見据えて募集方法を学ぶにもちょうどいいです。
エンジニアとしてのキャリアプランやこの先の人生の予定などを考えて賢く利用していきましょう。
- 手軽にリモートワークできる
- 手軽に副業ができる
- 空き時間を有効利用できる
- 自由な働き方で自由に生活に近付ける
- 案件ガチャのリスクを自分で減らせる
- 営業力がつく(仕事を取るスキルがつく)
- 交渉力がつく(細かい提案/拒否などを自分でするから)
- 単価が安い(底辺価格、常駐系とは逆に買い手市場だから)
- 成長しにくい(案件に偏りがあってやりたい仕事が選びにくいから)
- 収入が不安定(募集次第)
- 実績の評価が低い(技術レベルが低いと思われがち)
- コミュニケーションコストが高い(毎回違う人と交渉するから)
- キャリアプランを立てにくい(仕事が選びにくいから)
Twitter とか YouTube とかの SNS もからめて自己ブランディングしていくのがおすすめです。
そうすれば信用が高まっていくのでクラウドからの仕事も別の仕事も取りやすくなっていきます。
普段は Twitter を使ってブログあたりに実績や連絡先を書いておけば信頼性を上げられるな。
もちろんフォロワーやアクセスが多いほうが効果的だ。
個人と企業、クライアントとワーカー
クライアントとワーカー(受注者)にはそれぞれ個人と企業がいます。本業クライアントと副業ワーカーでは働く時間帯が違うの注意が必要です。
連絡が取れないと作業が止まるリスクがある
例えば、土日に作業していて自分では決められないことが出てくると、作業を進められなくなってしまいます。
他に確認しなくもて勧められる作業があればいいですが、なければ何もできません。
その分、納期は遅れ、月曜に確認すればクライアントから「先に確認しておいて欲しかった」などと、自分のミスであるかのように言われるリスクまであります。
休日では仕方ないですが、基本的にレスポンスの遅いクライアントとは仕事はやりにくいです。
連絡や対応可能な時間の違い
本業があって副業としてクラウド案件を受注するのか、あるいは子育てなどと兼務して一日中作業できるかで相性のよいクライアントが変わります。
企業クライアントは平日の日中しか働いてないことが多いので連絡や対応も平日の日中のみとなるのが基本です。
土日に連絡ができないので副業として土日に作業時間を確保しているワーカーとは相性がやや悪いです。
企業クライアントは早くレスポンスしてほしいと言うんだけど、それは主に平日の昼間のレスポンスのことなんだ。
だから、自分に本業があって平日の昼間に自由に返信できない人とは相性が悪い。
案件応募のときに自分に本業があるかどうかとか、連絡可能時間帯や主な作業時間も伝えておくといいよ。
逆に企業がクラウドを使うときは企業ワーカーに頼んだほうが相性が営業時間が近いので相性がいいです。
個人でクラウドを業務に取り入れているクライアントは、平日の日中以外にも終業後や土日も対応していることがあります。
個人で別に本業があるクライアントの場合は、平日に日中の連絡や対応は難しくなります。ですが、個人なので本業の終業後や土日に主に対応しています。
クライアントの分類 | 個人副業(本業あり) | クラウドメインの個人事業主 | 企業 |
---|---|---|---|
応答可能日 | 終業後と土日祝日 | 任意:土日可の場合あり | 平日の日中 |
個人ワーカーとの相性 | 良い | 最良 | やや悪い |
企業ワーカーとの相性 | やや悪い | 最良 | 良い |
なかには企業でも土日連絡可能なこともあるから、詳しくは案件ごとに確認しておくといい。
企業もライバル
大きな開発案件の募集もあり個人だけでなく企業も受注しています。
ムリに争う必要はないですが、いつか自分が成功して起業したらクラウドソーシングも案件受注の選択肢になること覚えておきましょう。
面白いことに企業でも案件の達成率が86%などで100%をキープできていないことがあります。
たぶん発注側が無茶な注文を出しているのでしょう。
案件ガチャのリスクが減らせる
案件を自分で選べるので全然やりたくなかった仕事を押しつけられるリスクは減らせます。
減らせるというのがポイントです。受注してみたら変な仕事だったというリスクはあるのであくまでリスクを減らせるだけです。
期待通りの展開になるかは自分の分析力や交渉力次第です。
とはいえ、色々な案件があるので同じ仕事を続けるのに飽きてしまった人には楽しめる場となるでしょう。
エンジニア系案件だと経験者向け案件が多いのです。技術レベル的にはSESの新社員がやるような仕事よりは難しい傾向があります。
一通りのことは出来るフルスタック系エンジニアやクラウドソーシングをメインの収益源にしたいならいいのですが、それ以外だと同じ系統でスキルアップしていくのも難しいです。
始めるハードルと単価が低い割に難易度が高めでスキルアップしにくいので玄人向けとも言えます。
もちろん簡単な案件しか受注しなければ難易度は抑えられます。
新規参入者は少しずつスキルアップしていけばいいです。初めるハードルが低いというメリットをしっかり受けられればいいでしょう。
実務経験がないと結局仕事が取りにくいので初学者のようにポートフォリオに力を入れるか、一旦就職しておいたほうが仕事を取りやすくなります。
結局、実務経験を積んでおいたほうがよさそうね。
仕事を頼めるエンジニアが少ない会社が底値で最低限のものを作るときに使うのがクラウドソーシングになってるしな。
フリーランスのクラウドソーシングの経験は実務経験に含めない会社も多いようだから気を付けたほうがいいわね。
一般公開されてるサイト(会員専用サイトでない)ならそれをポートフォリオにできるチャンスもあるぞ。
受注するときにクライアントに確認しておけ。
別のエージェントが営業に利用
転職やフリーランスエージェントの人がリモートワークの仕事などがあるので面談を受けないかと声をかけてくることがあります。
企業だけでなく個人事業主の人が関連会社の営業活動にクラウドサービスを使っている例もありました。
メールのやり取りや話を聞くだけならタダだから試してもいい。
その営業努力は認める。だがな、他社のマッチングサービス内で自社の人材募集をしてしまうのはビジネスマナーが悪いな。
悪徳商法の勧誘をしてるのと本質的には同じだしな。
追い詰められてるとか、モラルの低い人なんじゃないか?
それに大手はそんな裏技的な営業はしてないんじゃないか?
小さいエージェントなら案件も少ないだろうし、3次請け、4次請けとかの孫・ひ孫請け率も高めなんじゃないか?
そのへんも含めて相手に確認したほうがいいですね。
個人や企業は安く発注できて経費削減
メリット | デメリット |
---|---|
プロの技術を安価で利用できる 質問や相談なども依頼できる 小さな仕事を細かく依頼できる 同一案件を何度でも募集できる(人や値段を調整可 個人だけでなく企業も参入していて依頼できる | 技術力が不安定(判断がやや難しい) 継続依頼/再依頼がややしにくい 品質が最低限になりがち 受注者の音信不通/失踪リスクがある |
クラウドソーシングはプロのスキルを安く利用できるので、引き受けるエンジニアよりも依頼する個人や企業のほうがお得です。
開発会社に依頼したときの相場よりも3~10分の1くらいは安くなるはずです。
案件を引き受ける受注側には企業も参入しているので、個人相手の仕事が不安なら企業にも依頼できます。
よく分からないから教えて欲しい、相談したいという案件も募集できるので、知見のない人でも学習から開発案件の募集まで完結させることができます。
「クラウドソーシングの優良/危険ワーカーの見分け方を教えて欲しい」なんてコンサル案件(?)も依頼できるよ。
ここからはデメリットの説明です。まずはエンジニアの質が不安定なことです。
普通なら素人が専門家の質を見極めるのは難しいですが、クラウドソーシングのサービス内での評価を確認できるので比較的判断しやすいです。
不安なら実績のある人を頼ればいいだけです。
案件募集はコンペ形式なので安くすませたいなら何度も募集していいエンジニアが応募してくれるのを待つこともできます。
もうひとつのデメリットは企業に依頼する場合と比べると、同じ人に継続的に仕事を依頼しにくいことです。
受注者となるエンジニアのスケジュールが把握しにくいので、最初に開発を頼んだ人に同じアプリの機能追加を頼みたいときなどになかなか頼めない恐れがあります。
一回限りの仕事付き合いとなると機能追加を考慮しないような保守性の悪いプロダクトを納品される恐れもあります。
ワーカーは単価が安いせいで数をこなさないといけないから、最低限のところまでしか作らずに、作り逃げみたなことをしてる人もいるだろうね。
最初に頼んだ人に機能追加を依頼して断られたら、いいかげんな作り方をされてないか疑ったほうがいい。
プログラミングは最初に作るより、後から手直しするほうが大変なことも結構あるから、簡単な機能追加でも最初の開発と同じくらいのコストがかかることもあるんだ。
これは経験者からのリアルなアドバイスだから覚えておくといいよ。
最後は社会人として問題外ですが、受注者のスキル不足や時間不足、難しい開発や過大な要求をしたときなどに受注者が音信不通となって逃げられるという致命的なリスクもあります。
ですから、案件を募集するときは最後までちゃんとやり遂げてくれるかどうかという点が重要な判断基準になります。
企業の社員エンジニアでもスキル不足とかうつ病とかで急に辞めちゃう人はいるんだけど、クラウドの個人事業主のほうが逃げられるリスクが高いのはしかたないだろうね。
以上のことから、クラウドソーシングに頼む仕事はピンポイントで小さく切り出せる仕事が向いています。
数ヵ月かかる開発案件も依頼できますが、期間が延びるほどリスクも高まってしまいます。
クラウドソーシングに依頼するときのポイント
- 受注者の人間性を見極める
- 依頼内容は具体的かつ詳細にする
- 後から仕様の変更や追加をしない
- 無駄な案件募集をしない
仕事の基本ですが、魅力的な文章が書けたり、口が達者である必要はないですが、案件やクライアントに対する誠実さがある人が望ましいです。
怪しい人しか応募してこない場合は、案件の詳細や価格に問題がある恐れがあります。無茶な要求をしていたり、相場を無視した価格設定をしていないか見直したほうがいいです。
案件内容があいまいで相談してから決めたいといった募集もできます。
ですが、コミュニケーションや設計に時間がかかるので、回転数が重要なクラウドソーシングでは嫌われます。
せめて自分がイメージしている類似サービスやアプリなどは説明できるようにしておいたほうがいいです。
クライアントである自分のほうが立場が上なので無茶な仕様変更や要求もできます。ですが、仕事ですから、もちろん嫌われます。
準委任契約で時間給を出しているならまだいいでしょうが、成功報酬の場合は仕事が無限に増えてしまうので無理な仕様の変更や追加はやめたほうがいいです。
クライアント側の行動もクラウドサービス内に記録が残るので自分の評価も下がります。責任ある行動をとらないといけません。
ワーカー(受注者)から問題のあるクライアントと判断されるようになれば優良ワーカーから相手にされなくなります。
「無駄な案件募集をしない」というのは、発注する気のないテスト募集を何回もしてしまうと、発注率などの記録から不良クライアントと判断される恐れがあるのでやめたほうがいいということです。
難しい開発案件などでは仕方ない部分もありますが、そもそも難しい案件はクラウドソーシングには向いていないので開発会社に頼んだ方が無難です。
クラウドでも仕事を受注している企業もありますが、開発会社なら営業力が弱い企業と考えられます。
設立間もない企業なら致し方ないところもありますが、技術力があれば仕事は取れるはずなので、営業力だけでなく技術力もそこそこの企業なのではないかと考えられます。
特に大きなシステム開発プロジェクトは開発会社に依頼しても半分が満足いく結果がえられないというデータがあります。
⇒ システム開発プロジェクトの5割が失敗、1700件を独自分析
いくら安いからといってクラウドソーシングに開発を丸投げするようなやり方で成功するとは考えられません。
営業力があれば下請けに使える
クラウドソーシングを下請けに使っている人や企業も実際にあります。仕事をクライアントから引き受けて、作業はクラウドにアウトソーシングする形です。
特に隠す必要もないので案件の募集要項にクライアントに納品するなどと書いてあることもあります。
仕事を取れる営業力と案件の技術的な理解力、それと必要なワーカーの見極めができれば可能です。
うまくやればクラウドソーシングの案件を別のクラウドソーシングサービスで見つけたワーカーに依頼することも出来るかもしません。(※サービスの規約違反にならなければ)
クラウドソーシングは個人や小さな企業でも普通に使えるので、人手不足や自社にないスキルが必要なときなどに活用できます。
クラウドが下請けとして定着すると、IT業界の多重下請け構造がまた一段増えてしまいそうでイマイチだね。
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