登録無料なところが多いので、最初はいくつか登録してどんなものか試してみるのがおすすめです。
経験者向けのエージェントは、登録時に面談があるところが多いので、少し時間がかかります。
主な分類は次の通りで、これらの組み合わせたものや全て扱っている大規模エージェントなどもあります。
- 紹介:就職/転職 /業務委託(フルタイム/副業)/バイト/パート
- 業態:エージェント / Webサービス / クラウドソーシング
- 経験:未経験可 / 経験者
厳密な定義ではないですが、担当者がついて案件や企業探しを手伝ってくれるのがエージェントで、自分で探すのがWebサービスです。
経験者の定義は1~2年以上からで、年齢は社員が60歳定年、それ以外はアラフィフが上限のところが多いです。
転職エージェントは主に経験者をターゲットにしているので、未経験者はIT系Webサービスを活用するといいです。
クラウドソーシングのサービスに転職案件の募集が出ていたりと、厳密なルールはないので気になるところは登録して自分の目で確かめたほうがいいです。
アラフィフ以上はシニア向けサービス/エージェントもあるので、需要がない訳ではありませんが、扱いや分類が少し変わります。
中高年になったら、定年以降の働き方や生き方も考えておいたほうがいいです。
募集の傾向と注意
フリーランス/正社員/副業/アルバイト/営業/事務職などのいろいろな業態での募集をひとつの募集で同時に行っていることがあります。
フリーランス案件(業務委託)の面談に行くと、社員にならないかと誘われるようなことがよくあります。
逆にバイトや副業がメインの募集でも、数か月後には社員への道が開けたりもするので、数か月単位での計画を立てておくといいです。
面談では、実際にそういったことが可能か確認しておくことも大切です。
駆け引きが好きな経営者だと、数か月後には状況が変わったなどと言って、約束を守らないこともあります。
ですが、そんなときも先に確認しておけば、昇給や辞める理由にもできますので、やはり先に言質を取ったり、できればメールなどの文書で証拠をとっておくと交渉が有利になります。
駆け引きが好きな人はなにかにつけて駆け引きをしてきて面倒だから、関わらないのがおすすめだ。
毎回、駆け引きをされると、こちらも駆け引きで応じないといけなくなるし、人を疑うのは精神的に無駄に疲れるから、コスパが悪い。
基本、もうかってる会社は無駄な駆け引きなしでサクッと話が進むから、そういう会社と仕事をするのがおすすめだよ。
会社のYouTubeやSNSがあるほうが安心感がある
話しながら嘘をついても、態度や言葉尻に出やすいので、嘘をつくことは意外と難しいものです。
動画で長時間話しているなら、人となりや、その会社が体育会系なのか、ブラックなのかホワイトなのか、ある程度予想できます。
なかには笑顔の素敵な詐欺師のような人もいるので判断は難しいですが、私たちエンジニアが判断するなら、相手の誠実さに注目するのがよいでしょう。
SNSでも同じように判断材料になるので、目を通しておいたほうがいいです。
会社サイトは建前で書かれていることが多いですが、キラキラした夢やアットホームさなど、ビジネスと直接関係ない部分をアピールしている企業は、少し注意したほうがいいです。
ビジネスですから、企業の得意分野や、エンジニアの数や質、取引企業、成長実績などを優先してアピールすべきです。
それらが少ない場合は、起業としてアピールできる点がない恐れがあります。
つまり、成長企業や安定企業であるか疑わしく、自転車操業の零細企業である可能性があります。
応募する自分もエンジニアとして品定めされるわけですから、相手企業を分析しておいたほうがいいです。
面談では悪い条件で試されることも
業務委託(フリーランス)案件の面談なのに社員として誘われたり、社員募集なのにアルバイト契約を求められたり、直前に契約金や時給を引き下げようとする企業もあります。
最初は意外に思うでしょうが、企業側としては、試しに言ってみただけということもあります。
ですので、不本意な条件はしっかり断るべきです。
断ったからといって採用されなくなるとは限りません。
私も面談に行ったら「社員しか募集してない」と言われたので、「では、またの機会に」と言って帰ろうとしたことがあります。
そのときはすぐに「社員がいいんだが、業務委託もやっていないことはない」と言われ、そのまま採用されることになりました。
金額も採用決定の直前に値下げしてくる会社があるのですが、そういうときも「それなら、お断りさせて頂きたいです」と伝えるのをおすすめします。
完全に断ってしまうのではなく、「断りたい」という意思表示をして、相手の出方をうかがいましょう。
わざわざ時間をかけて面談までしている訳ですから、できれば採用したいというのが企業の本音のはずです。
すぐに撤回して元の条件に戻してくれる会社もありますし、本当に採用されないこともあります。
基本的にそういう駆け引きは面倒なので、別に採用されなくても気にせず、他の会社を探すのがおすすめです。
セコイ会社は他の部分も全部セコイから、あんまり関わらないほうが楽で年収も上げやすくなるよ。
新規立ち上げプロジェクト
いずれ起業したい人には良い経験になるのでおすすめです。
それ以外の人には注意が必要です。新規だといろいろな問題が出てくるのですが、その解決には時間と労力がかかります。
残業代が増えるのはいいでしょうが、時間が奪われ忙しくなりがちです。
苦労を楽しめる人はいいですが、自分の担当だけを早く終わらせてプライベートな時間を楽しみたいという人は注意したほうがいいです。
必要なスキル/経験がわからない
募集内容に具体的なスキルや優遇経験が明記されていないものは危ないです。
ブラックSESのように家電販売員や、名前だけエンジニア風の運用業務しかやらせてもらえず、スキルアップできないかもしれません。
研修の代償
社員研修で技術を教えてくれるのはありがたいことですが、その代わりに一定期間の就労や、退社/契約破棄時の違約金などが条件になっていることがあります。
具体的には2年間はその会社で働かないといけいない、辞めるときは研修費用として50万円支払わないとけいないなどの契約が求められることがあります。
詳細は面談時に採用担当者に確認しておきましょう。
社員研修もお金のかかることだから、妥当な判断ともいえるが、だいたい条件が悪いから、よく考えたほうがいいね。
研修は業界の闇のひとつだね。
未経験可で30名などの大量募集
未経験者を教育すると書いてあっても、実際にそれほどの大人数を教育するのは大変で、会社としてもコストがかかります。
誰がやっても成功させるのはそれなりに難しいです。
その会社の事業規模(社員数や資本金)などを確認して、本当にそのプロジェクトが成功するのか判断したほうがいいです。
せっかく研修が終わっても「やっぱり家電量販店の販売員だったか」となる可能性もあります。
お金がある人が、志の高いホワイトSESをこれから作ろうというのであればいいですが、エンジニアという専門家を未経験から大量育成する計画は全体的にリスクが高いです。
よさそうな募集だけど、炎上案件の可能性がけっこう高いんだ。
リスク分析をしておいたほうがいい。
未経験可のフルリモ案件
現場には現場でしか学べないこともあるので、2年くらいは社員の経験をしておいたほうがいいというのが、今のリモート事情です。
新入社員になれるのは新人のときだけなので、そのチャンスを活かした方が、人生全体の経験としてプラスになるという考え方です。
ホワイト企業でも新人の受け入れ体制が整っていないと、簡単な社内ルールがわからずにつまずいたり、連絡がとどこおって困ったりする恐れがあります。
経験者ならひとこと言われれば、必要な関連作業がわかりますが、そうでないなら、一度は会社組織で働いてみるのも悪くありません。
いきなりフルリモで初めても何とかなるとは思うけど、出社したほうが楽なことがあるのも確かだね。
提示金額は最低額が基本ライン
月給も時給も保証されるのは最低額までで、それ以上は経験者の実績やスキルへの評価値になっています。
会社に自分のバリュー(価値)を示せない状態では、最低額しかもらえません。
これは我慢するしかないので、せっせとスキルアップの努力を続けてください。
月給/報酬/時給の上げ方
採用側の期待値を超えたバリュー(価値)を示せれば上げられます。
募集条件よりも優れた点がある人は積極的にアピールすべきです。
それ以外では、業務委託だと交通費が出ないので、その分を上乗せしてもらうくらいなら交渉しやすいです。
完全なブラックやホワイトは少ない
ゆるブラック企業(パープル企業)というのがあるそうです。
これは労働条件は悪く将来性もないが、ストレスが少ないので辞めるきっかけが少なく、ダラダラ働き続けてしまうブラック企業のことです。
ブラック企業でも少しは社員のために臨時ボーナスを出してみたり、社員が喜ぶイベントを開いてくれたりすることがあります。
逆にホワイト企業でもリストラはするので、事業に失敗するとアッサリ首を切ってしまうこともあります。
おおむねホワイトな企業でも、リストラのためにパワハラを続けるようなことは、普通に起こります。
ブラック企業では、あえて失敗させて引責辞任のような形で首を切ったりします。
近頃はネットにリストラ/パワハラのノウハウが蓄積されているので、ブラックでもホワイトでも似たようなことになりつつあります。
エンジニアとしては、理想的な企業を探すのは難しいので、自分が重視する条件が満たされているなら、他は妥協するのが現実的な選択肢となります。
僕が金融系で働いてたときには、1日はかかる仕事を夕方に頼んで、徹夜で完成させた挙句、結局、首を切るという場面を見たことがあるよ。
金融系に限らず、大企業の管理職はプライドが異常に高くて、社内貴族みたいになってるから機嫌を損ねないように注意してね。
Javaとか業務系の辛いところだね。
他にも業務委託のときに「君は身分が違うからダメだ」と言われたこともあったな。
そもそも日本人はプライドが高いんだけど、身分制度も残ってる感じだね。
何というか、お金持ちや権力者の世界はハードボイルドなんだ。
社員やスタッフはあまりサポートしない
「未経験者でもサポートします」と書いている案件がありますが、実際にはサポートする人にも自分の仕事があるので、サポートはそれほどできません。
質問されたら答えるくらいか、あるいはそもそも経営陣の建前でそう書いているだけだから自己解決しろと言ってくる会社もあります。
エンジニアは独学が基本なので、サポートは社交辞令くらいに思っておいたほうがいいです。
本当にサポート求めるなら、メンターを雇ったり、質問ができるエンジニア学習サービスを使ったほうが現実的です。
フルスタックのスキルセットがおかしい
広く浅くスキルを身に着けていくと、いろいろな案件に参画しやすくなります。
仕事を取りやすくなるという理由から、フルスタックエンジニアを勧めるという名目で、いろいろなスキルを広く浅く経験させるSESがあります。
会社は当面、仕事を取りやすくなり、エンジニア本人も仕事にあぶれにくくなるので、一見すると両者にメリットがようにみえます。
ですが、実際にフルスタックを目指すなら、Web系や業務システム系などある程度範囲を絞ったスキルセットにしないと市場価値が上がりません。
いっしょに使う機会が少ないような関係の弱いスキルを広く浅く身に着けても、あまり意味がありません。
会社にいわれるまま広く浅く実務経験を積んでいくと、結局、案件の多いスキルが広く浅くに見つくだけになってしまうことがあります。
これだとフルスタックには近づけなくなってしまうので注意してください。
フルスタックエンジニアが活躍するのは要件定義や設計などの上流工程です。
リーダーや、できればCTO経験も積極的に積んでいかないと、そもそもフルスタックとして評価されにくいので注意してください。
フルスタックエンジニアは広く浅くスキルを積みさえすればなれるというものじゃないんだ。
単にいろいろなスキルを身に着けただけの人は、文字通りいろいろやってきた人というだけだから、フルスタックとしては評価されにくいよ。
会社が新人エンジニアに、とりあえず高単価案件がくることがあるから、Cobolを経験させつつ、案件の多いWeb系のPHPを経験させたとする。
だけど、CobolとPHPを一緒に使う案件は少ないから、このパターンだとフルスタックには近づけてないんだ。
Cobolなら業務システムが多いけど、PHPはWeb系が多いから、スキルセットが別系統なんだよね。
フルスタックを目指すならフルスタックのスキルセットになるかちゃんと確認しておいたほうがいいね。
フルスタックは60歳以降も輝く
高単価で将来性のあるスキルは人気なのでバリバリの現役世代が案件をとっていきます。
50代のシニア世代ならPL/PM(プロジェクトリーダー/マネージャー)を担当するのもいいでしょう。
ですが、60歳以降のシルバー世代(?)のエンジニアとなると、会社も定年なので、PL/PMを任されることはまずないでしょう。
そんな60歳以降もエンジニアとして働きたいなら、インフラやサーバーサイドもいいですが、少し人気のないスキル案件が逆に狙い目になります。
CobolやPerlなどやや衰退期に入っていると見られているスキルは若い人には人気がないのです。
ところが、それほど先の未来を気にせずに働ける60歳以降なら、ちょうどいい案件になります。
リーダーやマネージャーの仕事が取れなくなっていくので、またプログラマーに戻って細かい案件をとっていくのにフルスタックスキルが有利に働きます。
人生100年時代なんていってるけど、年金は減るばかりで当てにならない。
老後のために2000万円も貯金しておけとか、勝手な話だよね。
そんな時代でも、自分で稼げる状態を維持しておけば、老後も安心感や充実感が持てる。
そもそも人間というか、特に男性は他人に奉仕することで、満足感や自己肯定感が高まるようにできてるんだ。
だから、老後は家で毎日、動画やゲーム三昧の日々を送ったりするよりは、少しは働いてたほうが幸せな人生になるはずだ。
誰かの役に立ったり、必要とされることは、けっこう大事なことなんだ。
応募全般の注意
書類に嘘を書いてもバレるのでNG
法的には、私文書の虚偽記載や偽造の罪で罰せられる恐れがあります。そもそも信頼されるエンジニアを目指すべきなので嘘をついてはいけません。
しかも、嘘を見抜く仕組みがほぼ出来上がっているので、一度や二度ならともかくだまし続けることはほぼ無理です。
エージェントや募集サイトは業務経歴などを詐称していたり、過去に問題を起こした人物を排除するシステムを秘密裏(?)に構築しています。
それはスキルシートや業務経歴書などのエンジニア情報を共有するという方法で実現しているそうです。
具体的には、スキルセットや経歴などを調べると、問題人物であるかどうか判断できるというシステムになっているそうです。
場合によっては自分が正しくても、自社の営業マンが勝手に架空のスキルや経験を上乗せしたり、書き間違えなどで、事実と違うことを取引先に伝えてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、自分にできる範囲で訂正すれば、おおむね問題ありません。
SESの営業がスキルを水増ししていることくらいのことは、クライアントも把握しています。(※わかっていても個人情報保護の観点から指摘できないらしい)
そのため、わざわざ大ごとにしなかったり、その分、長時間労働をさせるなどしてバランスをとっているようです。
私も集団面談の場で「この経歴は間違ってます」と自己申告をしているエンジニアを見かけたことがあります。
クライアントから強い非難を受けることはなく、何も言われていなかったので、やはりそのあたりは業界の通例として理解しているようです。
また、クライアントは直接業務に関係のない部分には、あまり興味がないとも考えられます。
黙って嘘をついて帳尻を合わせ続けるより、間違いは間違いだと認めて、クライアントから信頼をえらえるように振る舞った方が賢いでしょう。
それと私もありますが、昔の仕事の詳細が思い出せないことがあります。
そんなときは古いものは記録が確認できず、多少間違っているかもしれないと付け加えておけばいいでしょう。
自分が覚えていないくらいの仕事を、また引き受けてしまうと、調べたり思い出すのに時間がかかるので、そもそもスキルシートには書かないでおいてもいいです。
よく覚えているスキルでも、自分がやりたくないスキルはかかなくても大丈夫です。
書くとその仕事が来てしまう恐れがあるので、書かないほうが賢いともいえます。
同じ言語を10年以上使っているなどは高く評価されやすいですが、そもそもテック業界は変化が速いので直近5年くらいまでしか、現状のスキルとして評価されにくいこともあります。
あまり古い情報の正しさはあまり問題にならない、あるいはそもそも評価の対象になりにくいというのが現状です。
返事は早いほうがよい
仕事なので返事の連絡も早い方がいいです。仕事ができる人はみな連絡が速いので、仕事ができるイメージも若干与えることができます。
複数の会社に同時に応募して、他の会社の返事を待っているときなどは仕方ないですが、1週間以内には返事をしておくべきです。
そうしないと内定が無効になるリスクがあります。1週間以上、待ってもらうときは、そのことを連絡しておいたがほういいです。
小さい会社の方が審査が速い傾向がある。
だから、大きな会社から先に応募して、1週間くらいあけてから小さい会社に応募するとかして、ずらしておくとちょうどよくなるよ。
後は会社の優先順位を先に決めておくのもいいね。
アルバイトを含む求人サイト
何といっても、未経験者可の割合が多く、エンジニア業界に入りこみやすいのがメリットです。
スタートアップ企業や自社開発企業がバイトを募集していることもあります。
別の会社に就職したり、フリーランスとしてエージェントで案件をとるときも、バイトでも実務経験に近い評価をしてくれる会社もあります。
デメリットは派遣会社やSESが多いことです。時給/月給がエンジニアの割には少ないことはバイトなのでいたいしかたありません。
とはいえ、エンジニアになることや業界に入ることが目的なら、未経験者だけでなく、関連業界からの転職や、ブランクが長い人にもおすすめです。
バイトというと心理的に抵抗があるでしょうが、実務経験とスキルさえついてしまえば、後は何とでもなります。
SESや派遣会社ならバイトサイト経由でなくても、直接応募できる可能性があるので、会社サイトに問い合わせてみてもいいです。
直接交渉したほうが紹介サイトにマージンを取られないぶん、起業は安上がりになります。その分、賃上げ交渉をする手もあります。
アルバイトだけではなく、社員募集もしていたり、逆に社員しか募集していないこともあるので注意が必要です。
SESや派遣でいいなら、バイトサイト経由ではなく、初めからSESや派遣会社に応募したほうがいい。
でも、バイトにもメリットがある。それはフルタイムじゃない副業的な働き方ができることだ。
現職があるとかスクール生で、今は転職/就職はできないけど空き時間でエンジニア業務をしてみたい人なんかにはおすすめだね。
時給1000~3000円という募集なら、最低額から始まる可能性が高いので、研修期間が長い案件では低賃金を覚悟して応募すべきです。
お金より経験をとると思ったほうがいいです。
バイト応募の注意
実際に応募するときは、SES/派遣会社なら自社サイトで通年募集していることが多いので、自社サイトから応募したほうがいいです。
会社側は余計な手数料を取られずにすみ、応募者はちゃんと検索してたどり着いた感が出せます。
自社サイトで募集していなくても、メールなどで確認すると採用審査をしてくれることがあるので、どのみち最初は自社サイトにコンタクトをとったほうがいいです。
バイトサイトからしか応募を受け付けていない場合は、サイトがいくつかあるので3サイトくらいは比較したほうがいいです。
サイトによって、登録に必要な履歴書などの書類データが異なります。少ない手続きで応募できるほうが手間と時間が省けてお得です。
転職
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社員募集やフリー案件募集などの条件になっています。
リモートと出社が半々、週2~3日のリモートのみ、週5日フルリモート、作業時間が自由な請負契約などでリモートワークができます。
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社員転職をサポートするエージェント
副業
週2~3日の副業案件をメインターゲットにしているエージェントもあります。
クラウドソーシング
リモート副業案件が多く得意の仕事を募集することもできるのが魅力です。その反面、報酬は少なめで収入は安定せず、スキル経験は他のエージェント同じように求められる傾向があり、未経験者可のエンジニア案件は少ないです。
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デザイン系の案件はこちら、逆に自分で発注してポートフォリオのイメージアップも可
主にプロの世界なので案件受注時からある程度までクライアントを納得させる営業力が求められます。IT開発に枠しくないクライアントも多く、設計・要件定義から行うこともあり交渉力も身に着きます。
収入は不安定になるものの、同一サービス内で実績を積めば評価が上がり案件が受注しやすくなります。
就職・転職時には実績自体は実務経験には含まれないももの、経験自体や一般公開できるものがあればポートフォリオとして使え、評価対象としてアピールできます。
なかにはIT求人の募集をしている企業もあり、詳しくは次の記事で。
ハイエンド求人
実務経験3~5年以上でチャンスは出てくるでしょうから、目標のひとつとして視野に入れておいてもいいでしょう。
- ハイパフォコンサル
- TechStock
- レバテックフリーランス
- techtree
- エンジニアルーム
- スキルコネクト
- Midworks
- ビズリンク
- PE-BANK
- フォスターフリーランス
公開されていた案件を調べたところでは、ハイパフォコンサルと TeckStock の案件が多かったです。他はかなり少ないです。
とはいえ、各エージェントは非公開の案件も扱っているので、それを入れると他にもハイエンド案件が得意なエージェントもあるかもしれません。
新しいところでは、次のアビリティクラウドが無条件での案件ヒット数1454件と多くの案件を扱っていました。ただし、相場並みの案件も含まれていました。
【PR】アビリティクラウド 高単価フリーランス案件紹介サービスシニア
主に40代・50代が対象で60代向けの案件は少ないです。豊富な実務・リーダー経験が求められる傾向があります。その影響でしょうがリモート案件は少なくなっています。
未経験求人はほぼありませんが、シニア限定ではなく若い人も応募できる案件も多いです。設計やマネージメント系の仕事なら言語などのスキルは必ずしも求められません。
選び方
自分の目的や判断基準がはっきりしていないと迷ってしまうのでちゃんと考えながら選んでいきましょう。
目的
・未経験なのでとにかくエンジニア就職を果たす
・自分の価値を高めるスキルアップ
・CTO/PMを目指してキャリアアップ
・転職組なので前職の経歴も活かしたい
・SES からの転職/転社で収入アップ
・社員からフリーランスへステップアップ
・フルリモートで在宅ワーク
・フリーランスで高単価を目指す
判断基準
・エージェント利用でかかる手数料/マージン
・サービス/サポートの質
・働くことで増えるスキル/実績の需要/将来性
・給料/報酬の金額
・期間/勤務時間
・勤務地までの距離
・労働形態(常駐/リモートワーク)
・会社のネームバリュー(大企業での職務経歴はイメージがいい)
自分の価値観で優先度を決めて納得できる充実した働き方を目指しましょう。
自社開発企業よりキャリアプランを考えよう
働くなら自社開発とクライアントワークのどちらがいいのかという文脈から自社開発がいいというのが業界の通説になっています。
実際には自社開発に SES やフリーランスとして参加するチャンスもあるので、自社開発とクライアントワークという比較はあいまいなものです。
エンジニアのスキルアップを考えると、プロダクトの立ち上げから参画できるスタートアップ企業や少人数のベンチャー企業での開発のほうがより幅広い経験が積めるので有利です。
仕事は大変ですが、いろいろな技術の実務経験を一気に増やすことができるチャンスになります。
とはいえ、自社開発企業の社員エンジニアになれば研修や教育が受けられエンジニアとして成長しやすく、開発スケジュールなども融通が利きやすいというメリットがあります。
一定のネームバリューもあるのでエンジニアキャリアとしてもプラスになることが多いです。
その反面、同じサービスやプロダクトを何年も開発し続けることになるので、他のサービスや新技術などに触れる機会は少なくなります。
管理職の経験を積めるチャンスを得やすいのもメリットですが、自社関連の技術しか使えないエンジニアになりがちでフルスクラッチエンジニアを目指すような人には向きません。
クライアントワークのメリットはいろいろな経験を積みやすいことです。
得られる経験は、ブラック SES 問題が象徴的ですが、参画する案件次第なので案件ガチャなどとも呼ばれています。
案件の選択肢がまったくない状態では話になりませんが、ある程度まで選べて自分の望むキャリアプランに近づけるならクライアントワークのほうが成長しやすいと言えます。
エンジニアの経歴にリーダー経験の有無というのがありますが、30代以降のエンジニアは企業からリーダーやマネージャー経験を積むことを求めらえるようになっていきます。
企業は有能な開発リーダーやプロジェクトリーダーなどを求めているからです。
歳を取ってもプログラミングスキルが下がる訳ではないのですが、プログラミングは若い人たちにまかせ、年長者にリーダーをまかせるという風潮があります。
40代、50代以降もエンジニアとして活躍したいならリーダーやマネージメントの経験を積んでおかないと仕事を取るのが厳しくなっていきます。
ですから、若いころは技術的なスキルアップを目指しつつ開発リーダーを目指し、中高年以降ではマネージャーに必要なスキルを身に着けておくのが平均的なエンジニアのライフサイクルになるでしょう。
起業して会社にしてしまえば年齢はあまり関係ないので、歳を取ったときのためにマイクロ企業を作っておくとか、入れそうな知り合いの企業などを探しておくのもいいでしょう。
未経験可の裏話
エンジニアになりたい未経験者にはありがたい募集条件ですが一般的には警戒が必要です。
エンジニアという技術力の求められる専門職なのに技術力のない未経験を募集しているという矛盾の裏には次のようなリスクが隠されていることがあります。
- 社内に教育制度がある(退職時に違約金発生)
- エンジニアの中ではあまり高いスキルを求められない仕事が多い
- とにかく条件が悪く離脱者が多い
- エクセルデータ入力などそもそもエンジニアの仕事ではない
- 応募者がいないので条件を妥協
見て分かる通り、どれもあまりおすすめの条件ではありません。
どうしてもそういうSESしか内定が取れなかった、あるいは早くエンジニアになりたいというのであれば仕方ありません。
ですが、どれもできればさけたい条件です。
入社前に確認しておかないと後悔する可能性が高いでしょう。
社内に教育制度がある(退職時に違約金発生)
自社でエンジニアスクールのようなことやっており3年以内に退社すると教育代として50万支払うなどの個人契約を交わさないと入社できない場合があります。
社員の教育費は会社が負担しないといけないのですが、念書などで社長と社員ではなく個人同士の契約などの扱いにして契約書が交わされることがあります。
SES にありがちな裏話ですが、必ずしも違法という訳でもないようです。
ですが、違法ではないとしても立場の弱い社員に不利な契約を結ばせるというのは良心的ではありませんのでブラック企業の可能性が高いでしょう。
エンジニアの中ではあまり高いスキルを求められない仕事が多い
エンジニアはエンジニアリングが仕事であって技術を使ってこその技術者なのですが、肝心の技術が必要な部分が少ない仕事もあります。
深夜のネットワーク監視業務がその代表です。
悪い仕事という訳ではないのですが、エンジニアとしてどんどん収入を増やしていきたいなどの夢があるのなら別のルート選ぶことをおすすめします。
運用は開発ではないので何かを作るスキルが身に着きにくいです。
スキルアップに向かないので運用のプロを目指すなどでなければ素直にさけていいルートです。
もちろん運用に喜びや美学を感じるような人は向いているのでおすすめします。
とにかく条件が悪く離脱者が多い
ストレスに見合った報酬がない仕事は辞めてしまう人が多くなります。
ストレッサーは長時間労働、体育会系や奴隷のような扱い、難しすぎる仕事内容、何もサポートせずに他社の業務をさせる業務委託などが多いです。
報酬は文字通りのもらえるお金や業務への満足度、技術の将来性、会社のステータスなどのことです。
仮に今自分がそういう状態にあるという人は、あまり無理を続けると精神を病んでしまうので自分の心と向き合って進退を考え直したほうがいいです。
とはいえ、病める人が多いとしてもストレスではなくそれをやりがいと感じるような人は向いているのでスキル/キャリアアップを目指してもいいでしょう。
エクセルデータ入力などそもそもエンジニアの仕事ではない
スキル以前にプログラミング言語もフレームワークもツールのスキルも何もいらない仕事を引き受けている会社がIT系という理由だけでエンジニアとして作業員を募集していることがあります。
入社前にその会社の業務内容を確認しておきましょう。
当然、エンジニアとしてのキャリアにならないのでエンジニア志望の人にとっては何の価値もない業務になります。
万が一、そういう会社に入ってしまった人はすぐに辞めることをおすすめします。
あとは家電量販店に送り込まれた話が有名だね。
応募者がいないので条件を妥協
出来たばかりの会社や社員が大量に辞めてしまった会社などがとりあえず人を増やしてサポート業務などをさせるときに、一応IT系企業なのでエンジニアとして雑用要員を募集していることもあります。
それとは違い大規模なスタートアップ案件ならテスト作業用などで計画的に未経験枠を設けていることもあるかもしれません。
計画的な募集であればもしかするとチャンスがあるかもしれません。
普通の会社の場合は経営方針が怪しいのでその会社とは長期的にかかわってもあまりメリットがない可能性が高いでしょう。
仕事内容以前に経営に不安が残ります。
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