スクールで学ばないといけなそうな雰囲気のあるITエンジニア学習ですが無料で学ぶ方法もけっこうあります。
本も図書館で借りればただです。月1000円くらいの安価なサービスでもけっこう充実した内容になっていたりします。
自分にプログラミングとか出来るか不安な人は無料で出来ることを試してみるといいです。
性格的にスクールが向いている人もいるのですが、スクールは基本的にはお金があって時間がない人に向いています。
お金をかけたくない、あるいは時間があるという人はとりあえず無料や安価なもので独学することから始めるのもいいでしょう。
実際にエンジニア就職/転職に成功したら大抵のことは自己解決しないといけなくなるので自分で何とかしようとするしせいは大切です。(※先輩や同僚に質問することは出来るが簡単な質問はすべきではない、相手にも仕事があるから)
ただし、独学だと学習効率が悪いので本気でやるならお財布事情に合わせて月数千円から1万円くらいまでは自己投資と思って使うのがおすすめです。
使うならメンターや質問し放題のサービスあたりがおすすめです。
最初の慣れるまでの間は環境構築とか単純なところでつまずいてしまい何時間もかけてしまうことがあります。
それが防げるのと、どうしても分からないところは後で質問すればいいと思えるので挫折しにくくなります。
エンジニアになって後から考えると独学で十分だったなと思う。
でも、初学者が出来るかどうか分からないことにチャレンジし続ける のは不安で精神的にキツイんだ。
いざとなれば頼ればいいという環境は思いのほか心強いものだ。
教えてくれる人の期待に応えるためにも頑張らないといけないと思うし、うまくできてるな。
無料や安価なネットサービス
色んな言語で無料で入門レベルまで学べるものがあります。安価なサービスでもけっこうなところまで学べることがあります。
途中まで無料というパターンでも意外とそれなりに学べます。
いろいろあるので検索してみてください。
有料メンターはある程度のお金がかかりますが、使った人に聞くと良かったという人が多く満足感が高い傾向があります。
実際には当たり外れがあるでしょうし、自己正当化してしまう人間心理の影響もあるでしょう。
ですが、それを差し引いても満足感が高くなる傾向があるようです。
エンジニアのメンターでも技術以外の人生相談のようなことまで答えてくれる人間味が人気の秘訣ではないでしょうか。
メンターや質問回答サービスの弱点はタイムラグがあることです。
今、困っている問題へのアドバイスや答えを次の日の昼とかにメールで教えてもらえるとします。
そうするとその間はその問題に取り組むのは保留して、別の問題に取り組むことになります。
次の日に自分でやってみたら出来てしまうこともあるでしょう。
費用が高い高いと不評なスクールですが、リアルタイムで質問に答えてくれる環境は便利には違いありません。
最初の入門は YouTube が手軽
初心者が知らない技術を学ぶなら YouTube が手軽で楽です。
分からないところをチャットAIやネット検索で確認しながら動画を見れば、入門としてはそれなりの知識がつくでしょう。
基本的なルールや世界観を知るという意味でも動画は役に立ちます。
図書館の本でもただで学べる
Javaとかある程度続いている言語なら入門書や専門書が図書館にけっこう置いてあります。
新しい本はないかもしれませんが、リクエストを出しておくと購入してくれるチャンスもあります。
貸し出し中で借りられなかったり、返却期限があるのがネックですが無料派の人にはおすすめです。
言語の専門書は私もとりあえず買ったりしますが、数年で古くなってしまうので図書館を使うのはなかなか賢い選択です。
ネットで調べたほうが速いんじゃないか?
実もふたもないこと言うんじゃないわよ。
本能が体系的に学べるメリットがあるんだから。
金融系とかでスマホも持ち込めない現場だったら本が役立つぞ。
Web系だとそんなとこは少ないだろうがな。
古本はどう?
CとかJavaとかSQLとかのある程度歴史のあるものなら古本でもそれなりに使えなくもありません。
Linuxコマンドなども急に変わるものでもないのでけっこういけると思います。
ですが、もう少し新しものがただで図書館で借りられるだろうと思うので図書館のほうがおすすめです。
職場に置いておくならちょうどいいかもしれません。
値段が高いわりに古くて使えない本もあるから気を付けろ。
職場に技術書を置く?
専門書はデスクに置いておいて休憩中などに読むとちょうどいいです。
あまり関係ない技術書を読んでいても怒られないのがエンジニアの世界です。
とはいえ、職場のPCは会社に監視されているのでネットで「Linuxコマンドの入門」みたいな記事ばかりアクセスしているとスキルが低いという評価を受ける恐れがあるので気を付けましょう。
逆に入門書はデスクを置いて専門的なことはネットで調べるくらいがいいかもしれません。
基本的にはその職場で自分の評価が仕事が速いか、ちゃとできるというレベルになれば何をしていてもあまり問題ないです。
ですが、そうなるまでの最初のうちは入門記事ばかりアクセスしてしまうのはややリスクがあります。
まぁ、最初だけなんだけど、SES とかフリーランスの客先常駐組のみなさんは気を付けたほうがいわね。
人は最初のイメージをずっと引きずるから最初だけは気を付けたほうがいいな。
ダメなら次にいけばいんだけど毎月別の現場に行くとかになると評価が下がるぞ。
サーバーサイドやインフラ系はやや厳しい
無料サービスがないこともないでしょうが、サーバやインフラを学ぶならクラウドサーバーや自宅のPCに環境構築するなどしたほうが学習しやすいです。
自宅に環境構築してもいいのですが、面倒なので職場のマシンで実験できるような職場を探すのもおすすめです。
会社によっては倉庫に使ってないサーバーマシンがゴロゴロころがってるようなところがあるのでそういう会社が見つかったら当たりです。
当たり外れだと運の世界だな。
無料で学べるスクールもある
無料の代わりに入学審査が厳しかったり、就職先が限定されていたり、スクールのルールに反すると違約金が取られるなどのリスクがあることもあるので注意してください。
ルールで紹介されたブラックSESで5年も働かないと違約金が発生するとかでなければ使ってもいいでしょう。
ともかく、無料の裏にある理由はちゃんと確認しておきましょう。
まとめ
出来る人は出来ちゃうのでとりあえず無料や安価な独学から始めるのはけっこうおすすめです。
「やっぱり人に教わったほうが速いな」とか「プログラミングはそもそもキツイな」とか考える判断材料にもなります。
- 無料でそこそこ学べるネットサービスがある
- 有料でも安価で意外と充実してるサービスがある
- 本は図書館で借りればタダ
- サーバー/インフラ系の学習は少しお金がかかる
- 古本は古い上に少し高い
- 有料メンターが意外と人気(少し高い)
- 無料スクールはリスクに注意
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