辞めてから何年、何歳までなら復帰できる?【エンジニア】

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最悪、ちゃんと働けるなら何歳になってもSESや派遣会社がとりあえず仕事は探してくれます。

でも、深夜の運用作業やエクセル打ちのOLみたいな仕事はイヤですよね?

そういう仕事は時給も安いです。エンジニアに復帰する一番のメリットであろうお金が稼げません。次のキャリアにもつながりません。

まずは働いたことのある会社や当時の知り合いに相談するといいです。これが一番確実です。

復帰した人を採用する企業側の希望からすると、キャリア5年以上でブランク5年以下、35歳以下くらいが望ましい条件です。

とはいえ、50歳までなら贅沢さえ言わなければ仕事はあります。それ以降はスキルやコネ次第です。

人生100年、60歳以降も働くぞという人はかなり仲の良い社長でもいないと厳しいです。フリーで自力で仕事が取れる状態を早めに作っておきましょう。

歳をとったら自分でコーディングしていくより教えたりサポートする側に回る手もあります。

エンジニアに必要な能力は技術とコミュニケーション能力です。ブランク10年以上となると技術の信頼が落ちます。

スマホアプリでもクラウドソーシングでもいいので実績を作ったり、学習サービスで一人前の成績を出すなどして証明したいところです。

実際にそうするは大変なので前に働いていた会社や常駐先、そこにいた人たちに相談したほうが確実な上に早いです。

今の業界の状況も知ることができます。人を頼って人脈を育てていくけば次の仕事も取りやすくなるので効率がいいです。

エンジニアを辞めるときに会社とケンカ別れでもしてなければだいたい受け入れてくれるだろ。

多少もめていても時間が解決してくれていたり、会社で働いている人も代わっていたりするからだいたい大丈夫だ。

問題はやっぱり給料や報酬が安いことだな。
これは仕方ないからそこから上げていくプランを立てたほうがいいな。

スキルさえあればメガベンでスタートアップに参画する道もある。
とはいえ、狭き門だな。
目の前の階段を着実に上がっていったほうがいいぞ。

目次(読みたいところから読めます)

【注意】ネット上には諸説ある

エンジニアの復帰/復職にはスキルや年齢が重視されるのでブランク年数だけでは平等に比較することができません

それで5年で未経験扱いになるとか60歳超えても健康なら関係ないといった諸説が入り乱れています。

前提条件がバラバラだから結果もバラバラになるんだ。

それと記事やSNS発信などの目的が違うせいもあります。

2系統のエンジニア系記事
  1. 趣味や自己ブランディングの自由な記事
  2. 企業やアフィリエイトなどのビジネス系記事

1の自由な記事は本音に近いもののやや無責任な傾向があり、2のビジネス系記事は商品/サービスへの誘導が強く不都合な情報は隠しがちです。

情報はツールのようなものなので使える部分を使えばいいです。内容が正しいかどうか判断する力を鍛えて有効活用してください。

当ブログは論理的思考力のあるリモートエンジニアを増やすというテーマを追いつつ、広告リンクも貼っているのでハイブリッド型に当たります。

エンジニア系ブログは実績(アクセス)が増えていけばエンジニアの学習やマッチング、ITベンチャーなどに発展させることができる分野です。

そこも視野に入れていくとこのブログのようになります。

エンジニアのみなさんがよりよい幸福な人生を送れるようサポートしつつ、社会全体をよりよくすることに貢献していきます。

社会の歪みを正すには論理的思考力で分析し、組織から自由で、お金に余裕のあるリモートワーカーが向いていると、私は考えています。

それでそれを増やそうとしています。私のような者がそうしないといけないくらい今の世の中は歪んでいます。

ブランクが長すぎるならフリーランスから始めてみては?

フリーでも経歴はチェックされるもののスキルのほうが重視されます。だからブランクの悪いイメージも小さくなります。

ブランク6年以上で未経験扱いされるよりは有利になることがあります。

小さなリスクでフリーにチャレンジできるのでフリーになるチャンスでもあります。

でもさあ、フリーで仕事が十分な取れないから就職するじゃないか?

考え方としては、フリーランスルートと就職ルートのどちらが自分の希望や目的達成に役立つかで判断するといいです。

会社で働きながら学んだほうがスキル・キャリアアップできると思えば就職ルートでしょう。

いやいや、自分のスキルには自信があるからいきなりフリーでクラウドソーシングの仕事とかとっていきたい、という人ならフリールートにチャレンジすればいいです。

エンジニアを辞めた理由をちゃんと説明

面接でのポイントです。雇う側からはまた辞められては困るという不安があります。

常識的に理解できるレベルの説明方法を考えておきましょう。

家業を継ぐので辞めたけど廃業したとか、親の世話をするので辞めたとかはどうせ嘘だろうと思われているから本当の理由を言ったほうが楽かも。

パワハラでうつ病になったとかは自慢できる話じゃないけど、本人のせいでもないから話して置いてもいいわね。
やたらと圧力が強い現場の案件をさけたり考慮してくれるはずよ。

そもそも人の能力はな、実はほぼしゃべりで評価されてるんだ。
次は態度とか見た目だな。
話し方のコツを本とかYouTueとかで調べておくといいぞ。

自信がなくてもいいから大きめの声で堂々と話して安心感を与えておいたほうが印象がいいわよ。

こいつなら大丈夫だろうと思わせることと、あとはなるべく好かれておくことがコツだ。

社員や業務契約中は中途半端なところで辞めないこと、プロジェクトの終わりまではちゃんと参加できることをアピールしておけばいいでしょう。

念のため遅刻や残業拒否などの勤怠も問題を起こさないことを付け加えておけば一応の不安は取り除けるでしょう。

後は基本的にエンジニアに求められる業務に必要なスキルレベルとコミュニケーション能力があれば大丈夫です。

ブランク何年までなら現役扱いしてもらえる?

ブランク5年くらいまでならスキル的には現役に近い扱いになるはずです。

とはいえ、残念なことですが、エンジニアを一度辞めてしまうとスキルやコミュニケーション能力が低い、健康に不安があるなど何かしら問題のある人というレッテルを貼られやすいです。

ブランク1~2年でも足元を見られます。ブランクのせいで自分が労働市場で劣勢にあるという事実は冷静に受け止めておいてください。

しかもその間、無職だったなんてことになると働き続けていた人たちからすると嫉妬心などから社会不適合者みたいな印象になってしまいます。

固めの会社に復帰したいときは、その間フリーランスで開発は続けていたと言えるような状態を維持しておいたほうがいいです。

スキルに自信のある人はそもそも辞めないでしょ?
だから、評価が下がるのは仕方ないのよ。

フリーになっちゃえばうるさいことを言う人もいなくなるだろうし、ひとまず我慢してスキルとキャリアをアップすれば大丈夫よ。

とはいえ、会社側としては稼げるチャンスが増えるので余程スキルが低いとか人間的に問題があるとかでない限りは対応してくれるはずです。

もしも相手にされなかったら別の会社や転職やフリーランスエージェントなどを使えばいいでしょう。

例外的に女性が妊娠出産で同じ職場にブランク2年で復帰するような場合は温かく受け入れられやすいです。もちろん円満退社していることが前提ですが。

問題はスキルの流行りすたり

ブランク年数にもよりますがスキルの業界的な需要の影響も大きいです。

プログラミングだと Java や SQL は需要が多く、文法もすぐに変わってしまうようなものではありません。

ブランク期間に実装/廃止された部分を調べておけばいけるでしょう。コーディングレベルではエラーが出るので普通のレベルの人ならそれほど困らないでしょう。

ブランク5年くらいで使っていたスキルに今でも需要があればほぼ現役扱いしてもらえるはずです。

ですが、せっかく身に付けた言語や技術が完全に下火になってしまうと未経験に近い扱いをされる恐れがあります。

スキルとは別に報酬や給料は営業や人事部が削ろうとしますが、これは足元を見られた損得勘定なのでビジネスでは致し方ありません。

精神医学に科学的根拠はない?

精神分析はそれなりに説得力があります。ですが、精神病の定義や脳機能との関係性は仮説にすぎず証明されていません。

抗精神病の効果は本当はないのではないかという説があります。仮説の上にしかなりたたないものだからです。

そのせいで精神医学は疑似科学と言われることがあります。

薬物性の脳障害や幻覚・幻聴など因果関係がはっきりしたもの以外の精神病は本当は存在しない架空の概念かもしれません。

安易に精神科医に受診したり、自分のことを精神病者だとは思わないほうが無難です。

リストラ目的のパワハラなどが続けば誰でも精神的にまいってしまうものです。

そんなときは精神科医を頼るべきだという常識や社会通念が出来上がっています。ですが、間違っている可能性があります。

一度精神病だと診断されてしまうと一生精神病を持った人だとレッテルを貼られてしまう恐れもあるので精神病院には近づかない方がいいです。

参考 「精神医学 疑似科学」で検索

[コラム] エンジニア防衛術

人間の精神や肉体が限界を超えると失神して倒れたり、何も出来なくなったり、何もやりたくなったりしてしまいます。

意識的な休息やストレス解消でさけられるのでストレス対策法も身につけておいたほうがいいです。

やたらと圧力をかけてきたり、無理な注文をすることが仕事だと思ってるような人たちもいます。

うまくやりすごすテクニックも磨いていきましょう。(※YouTubeとかで調べてみてください)

基本的には状況をひっくり返すのは大変です。転社やフリーランス化で新天地と収入アップを目指すのがおすすめです。

ちなみにエンジニアのイジメは上司からの言葉の暴力が多いそうです。

言葉の暴力対策ならスルーか平謝りで相手をしないのがおすすめです。言い返すとまた何か下らないことを言ってくるので面倒くさいからです(笑)

詭弁を完全に論破してもいいのですがザコを倒すともう少し強いのが出て来たり、精神攻撃から肉体攻撃に変わったりするのでやっぱり面倒くさいです。

真面目に戦うなら、多くは違法なパワハラ行為なので公的機関に相談して裁判で賠償金を狙うのが筋でしょう。

法的対処をとることをほのめかしておけば静かになる人もいるでしょう。

『パワハラ裁判のやり方』のような本をデスクにおいておけばけん制効果が期待できます。

ですが、少し挑発的すぎる気もします。細かい駆け引きは相手に合わせてください。

ただし、基本的にはさらに上位者からの命令だったりするので結局は面倒なことになるでしょう。

残念なことですが上司の上司とか社内の相談窓口は被害者の味方してくれないことがあります。

それではどうするのがいいかというと、今のところリモートワークがおすすめです

イジメられる原因には見た目や性格など変えられない要素もあるので在宅ワーカーになるといろいろ楽になるはずです。

面倒な相手とは関わらないのが一番です。メリットも少ないでしょうから出来るなら縁を切ってしまうのが理想です。

参考 これは壮絶!エンジニアの“職場いじめ”【実態編】

上のサイトのイジメ体験はたしかに壮絶ね。
犯罪行為も多いから普通はそこまではやらないでしょうね。

ひどい話だな。
編集者がテキトーに書いてたりもするから全部実話とは限らんがな。

たしかにやりすぎで嘘くさい感じもするわね。
話を盛ってる可能性もあるな。

職場で強い圧力や監視を受け続けているとしたらリストラを疑ったほうがいいな。

会社はクビにしたいだけなんだけど、そうは言えないから本人が「辞める」と言ってくるのを待っていることが多いわね。

あとは大手企業でSES同士が派閥争いしてるときなんかもお互いに追い出し工作をしていてパワハラとかリストラ工作みたいになってることがあるな。

何か圧力をかけたり攻撃してくる人たちは勝ち目があると思って攻撃してくるの。

自分が勝てる相手か、戦い続けて得をする戦いなのかよく見極めて進退を考えたほうがいい。

SES の派閥争いくらいなら同格に近いからスルーしてやりすごしてもいいわね。

だけど、上司やクライアントからの攻撃はリストラの可能性が高いから次の契約更新時期で自社の営業とか社長とかに相談して撤退してもいいわね。
社員なら部署とか担当を変えてもらうように頼んで見るとかね。

場合によっては絶対勝てない状況になることもある。

あきらかにおかしいルールがまかり通ってるクソブラック会社がホントにあるんだ。
だから、そんなときはムリに耐え続けなくてもいい。

そもそも自分のせいでもないから気にしなくていい。
次に輝ける場所を探せばいいさ。

自分が耐えられることが前提の話だけど、報酬がよくてスキルアップが見込めるなら耐えてもいいわよ。

そうだな、すぐあきらめろって話じゃないぞ。
うまい話しなら乗ってもいいだろ。

無茶は要求をされたら「デキマセンデシタ、スミマセンデシター」と平謝りして要求や計画のミスだと指摘して本人の責任にしておけばいいのよ。

おっと、上司やクライアントに反撃するともっと強く攻撃されるから傷ついたふりをしておくのが大人の対応だぞ。

え?
そうなの?

自分がその現場でちゃんと評価されてればいんだが、評価されてたら変な攻撃はされないしな……

やっぱり下手な反撃より弱ったフリのほうがいいと思うぞ。

あと攻撃されないように仲間を増やしておくのもいいぞ。多少、気が合わなくても毎日一緒に昼飯でも食ってれば仲間が多いように見えるから手を出しにくくなるんだ。

意外と地味な対策ね。

そういう地道な努力が実を結ぶのだ。
あと、どうせ同じ現場に長居しないからだいたい自衛できればいいというのもある。

日本の終身雇用は終わったから大企業でない限りは出世よりスキルや実績アップを目指したほうが賢いわね。

マネージメントを避けて辞めた例

フリーで開発していたので復帰といってもエンジニアに復帰したというより、社員に復帰した例です。

プログラミングからマネージメント職への切り替えはエンジニアなら誰もが戸惑うところです。

せっかく高めてきたプログラミングのスキルを捨ててしまうことになるからです。

そのタイミングで一旦エンジニアを辞めて、10年後に復帰した例を紹介します。

ブランク10年となるとさすがに正社員の道は厳しいので派遣から始めたそうです。

10年の間もフリーランスで開発の仕事をしていたり、別の言語を習得したりPHPで新規サービスを開発していたそうです。

これはスキルさえあれば需要はあるといういい例です。

参考 10年超のブランクを克服して現場復帰したエンジニアは、空白期間に何をしていたのか?:浦島太郎にならないために

ブランク15年から復帰した強者の例

しかもその15年は病気で引きこもっていたそうです。そこからの復帰ですから大したものです。

いい成功例だから似た状況にある人はお手本にするといいぞ。
学びの語源は”マネび”と言われるように成功者をマネるのは効率がいい。

とはいえ、さすがに最初は相手にしてくれるエージェントや会社は少なかったそうです。

給料も新人並みなだったのも最初は、まあ、致し方ないでしょう。これは後から高級の職や案件を狙っていけばいいだけです。

それにしても夢のある話です。今、復帰を考えている方はこの方よりはマシな条件な方のほうが多いはずです。

やる気次第ってことね。

参考 ITエンジニアは長期ブランクがあっても復帰できる【実例あり】

(追伸:参考記事を紹介した土谷さんは復帰後に出世して技術リーダーになり、エンジニア副業もしていて、たまったお金はインデックス投資で増やしていました。まさに復帰の成功例です。)

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復帰できる自信がない

エンジニアには常にストレスがつきまとう大変な仕事でもあります。いつ問題が起こるかわからないという潜在的なリスクは抱え続けるしかありません。

そういう意味では社員よりもSESやフリーランスのほうが気楽です。プロジェクトから外れてしまえば関係ないからです。

とはいえ、後からまた呼ばれて同じ部分を改修したりすることもあります。

さて、ここではいったん人間の脳の仕組みを少し説明しておきます。基本的には人の脳は人生をよりよいものに最適化することを目指して動いています

この記事を読んでエンジニアの復帰事情はどうなのか調べてみた人の脳は復帰したほうがいいかもしれないと教えてくれたのでしょう

読者の比率を考えると、大変なことがあっても復帰したいと思っている人のほうが多いのかもしれません。

人は死ぬまで成長しますし、世の中は変わっていくので変化に対応していかなければなりません。

そんな中、自分の人生がどうなっていくのがいいのか考えてなるべく後悔のない人生を送りたいものです

たしかに人は成長するし世の中は変わっていくんだけど、問題は時間に限りがあること。

人生は長いようで短いようで長いようなものだ。

は?

そして人の脳には努力や作業を小さく見積もる性質がある。
だから、思ったより多くのことは出来ないのが人生だ。

まあ、たしかに人生には無限の可能性があると思ってたけど、振り返ってみると思ったよりもチャンスや時間は少なかったわね
この先も同じでしょうね。

だから、人生の満足度が上がりそうな選択をすべきだ。
変化の速い時代だから情報チェックも忘れるなよ。

たしかに世間で流行ってるようなことはピークが過ぎて下火になってるとが多いわね。

実際には完全に調べてから進むような石橋を叩いて渡るタイプは時代に合ってない。
調べられる情報が多すぎるからだ。

ある程度は見切り発進してやってみないことには何も始まらない。
むしろ始まらないまま終わっちまうぞ。

何をするにしても腰を上げてやってみるしかないわね。
悩むより早くスキル・キャリアアップしたほうがチャンスも増えるわ。

まあ、あれだな。
逃げたんじゃなくていい未来を選んだんだと思える人生を目指してみてくれ。

未来の自分に恥ずかしくない自分ではいたいわね。

復帰する方法

学習法

経験者なので自分のやり方で問題ないでしょう。ブランクが長いなら入門書や初心者向け学習から始めた方がいいです。思ったよりもそのジャンルが変化していることもあります。

イメージとあまりにも違った場合は入門の段階で他の言語などに路線変更できるメリットもあります。

その後は調べつつ動くものを作ってスキルアップしていくといいです。

Web上に公開して人に見せることができるものを作っていくとそのまま実績やポートフォリオになるので就職/案件応募活動に活かすことができて一石二鳥です。

復帰戦略

未経験からの就職のように最初の職を手に入れるのが最初の難関になります。入ってしまえば実務経験という強力な実績が増えていくのでどんどん楽になっていきます。

最初の入り方は復帰なので戻り方になりますが、いきなり大企業や高給副業を狙うのは無謀なので安くても仕事を引き受けやすい簡単なものから始めたほうが成功率が上がります。

応募してみればわかりますが、最初は狭き門です。大量に応募してチャンスを待ちつつ、スキルアップして応募の成功率を高めていきましょう。

最初に評価される実績を積むまではしかたないので手数で勝負するしかありませんね。

自己PRの基本

「自分はスキルが高い!」と言っただけではスキルの高さは伝わりません。伝わるのは相手に本当にそうだと思ったときです

そもそもスキル・コミュニケーション能力・信頼性などの評価は、相手の具体的な体験の結果としてなされるものです。

口で言えば相手にそう思ってもらえるというものではありません。

人が他人の評価を上げるのは、基本的には仕事が早いところや高い技術を使っているところを見たとか、いつもあいさつをしてくれるのでいい人だと感じたとか、嘘をつかない信頼できる人だと思ったときです。

つまり、自分の評価は相手の具体的な体験から下されるものだということです。評価をされたいならそれに見合った具体的なことをやってみせるのが一番です。

相手の頭のなかでチェックした結果が評価なので、確認しやすい具体例を示すのが効果的です。

逆に相手の知識や経験から確認できないこと評価できないのでそもそも相手には伝わりにくいです。

もう少し具体的に説明すると次のようなときです。

他人からの評価を上げる方法の具体例
  1. 相手の意見を受け入れ行動に移す
    自分の仕事や行動についての意見を聞き、それを実行することで人間的な信頼感が増す
     
  2. 自己改善に取り組む
    自分の弱点を知り、それらを克服するための積極的な取り組みをすることで、自己評価を向上させることができる
     
  3. 貢献度を高める
    仕事やチームプロジェクトなどで、積極的に貢献すると、他人からの評価が高まる
     
  4. 積極的にコミュニケーションを取る
    挨拶や意見交換をすることになるので関係がよくなり、評価が高まる
     
  5. 自信を持つ
    自信のある発言や行動をすることで周囲からの信頼感が高まる
     
  6. 継続的に成果を出す
    仕事やコミュニティー活動などで成果を出し続けることで、他人からの評価が高まる
     
  7. ポジティブな態度を持つ
    ポジティブな態度は他人にもポジティブな影響を与えやすいので評価が高まりやすい
     
  8. 常に新しいスキルを学ぶ
    向上心や情報感度の高さなどから他人からの評価が高まる
     
  9. 目標を宣言する
    宣言した目標に向かって行動し結果を出していくことで他人からの評価が高まる
     
  10. 社会貢献活動に参加する
    人としての社会的な評価を高められる

社会人になると定期テストは受けなくてよくなりますが、毎日の仕事や会話などの行動のすべてがテストされ評価されるような状況になります。

一挙手一投足を自分の目的やキャリアプランの実現のため有利に働くようにしておくのが理想です。

実際にはそこまでいかなくても、自分が誰かをいいと思い評価を上げた経験を思い出してそれに自分の行動を近づけるのもいいです。

具体的なことは具体的な事例から学んだほうが確実です。
もちろんネット検索でもだいたいのことは分かるので基本的なところは調べて把握しておいたほうがいいです。

もうひとつ役立つ具体的なものは資格や経歴などの社会的な評価や権威です。

エンジニアならWeb系で業務経歴5年と伝えればだいたい似たような評価をされるのは一般的な評価基準を元にしているからです。

ですから、一般的に評価の高い資格や経歴を持っていることへの評価は高くなっています。

ブランクありの復帰組だと経歴はあまり役に立ちませんが、IT関連や相手の企業の業務に関連する資格があれば多少は評価されやすくなります。

遠回しに伝えるテクニック

相手に伝わりにくいものは自分から話すなどして伝えることも大切です。人は知らないことは考えることができず、評価することもできないからです。

ここで注意すべきは自慢話や嫌味にならないようにすることです。

いくら頑張っていても、いい結果が出せたとしてもそれをそのまま伝えてしまうと自慢話をされたと誤解を受ける恐れがあります。

ネガティブな人なら「自分はスキルがあるけどあなたはないんでしょ?」と言われたと勘ぐってしまうかもしれません。

誤解を与えないためには遠回しに伝えることも大切です。

努力をアピールしたいならまずは「寝不足だ」と伝えて、相手から理由を聞かれたら「夜更かしして勉強していた」と答えるような言い方なら嫌われにくくなります。

自慢や嫌味だと誤解されにくい伝え方
  1. 相手の関心事を尋ねる
    相手が話したいことに興味を持ち、自慢話や嫌味を伝える前に、相手に話を聞くことで、相手に対する敬意を示すことができる
     
  2. 謙虚に表現する
    謙虚な言葉遣いをすることで、相手に対する敬意を示すことができる
     
  3. 冗談で伝える
    冗談を交えることで、ネガティブに受け取られにくくすることができる
     
  4. 相手の立場に立って話す
    相手を気遣う気持ちが伝わるとネガティブに受け取られにくくなる
     
  5. 事実を述べる
    自慢や嫌味ではなく単なる事実として受け取られやすくなる
     
  6. 適切なタイミングで話す
    話しの流れなどの適切なタイミングを見極めることで誤解されにくくなる
     
  7. 相手の感情に配慮する
    相手が感じるであろう感情を予想し配慮することで相手に対する敬意を示すことができる
     
  8. 共感を示す
    相手の立場や気持ちに共感することで、親近感を与えたり承認欲求を満たすことができる
     
  9. 肯定的な言葉を使う
    相手にネガティブな印象を与えにくくできる
     
  10. 誤解を招かないように具体的に説明する
    伝えたい内容を具体化することで誤解を招きにくくすることができる

副業案件を試す

週2~3日程度の仕事が副業案件として募集されているのでここから始めるとやりやすいです。業界の現状を知ったりスキルアップするのに使えます。

残念ですが、転職市場ではフルタイムでないと業務経歴として評価してもらいにくいです。

ですが、副業案件の会社にお願いしてフルタイムの契約に変えてもらうか、ダメなら知り合いの会社を紹介してもらったり、職場の人に仕事を紹介してもらうあてがないか探してもらうこともできます。

エンジニアは2~3年で職場を変えることが多いので連絡先を聞いておけば後々別の会社で人が必要になったときや、自分が起業するときにも使える人脈になります。

とはいえ、副業案件は副業エンジニアに頼むと割り切って募集している簡単な案件が多いです。同じ会社でフルタイムで雇ってもらえる可能性はそれほど高くないようです。

その会社が仕事を取ってくる力が弱いとか、人を増やすと管理コストがかかるとといったフルタイムで雇いたくない理由があるから副業案件として募集しているという事情もあります。

クラウドソーシングにも副業案件がありますが、クラウドのほうが現役エンジニアを求める傾向が強いのでハードルが高めになっています。

とはいえ、スマホアプリ開発など一人でほぼ全部作れるスキルがあるならクラウドのほうが仕事が取りやすいこともあります。

求人サイトで中小企業を狙う

エージェントに募集を出している企業はプロのエンジニアを募集しているので復帰組は相手にされない傾向があります。未経験者が相手にされないのと同じ状況です。

そこでエンジニア系エージェントではなくいろいろな職種を扱っている求人サイトに応募を出している中小企業が狙い目になります。

エージェントで募集すると費用が高いので一般求人サイトでコストをおさえている中小のほうが復帰組でも妥協して雇ってくれる可能性が高いからです。

復帰組は結果的に雇う側に妥協を求めることになることも覚えておくといいです。復帰前の自分のエンジニア市場での価値は微妙なのでいきなり高望みすべきではありません。

高望みするのは実務経験を増やしてスキルアップしてからにしましょう。これが現実なのでいたしかたありません。

添削サービスで応募書類の品質アップ

履歴書・職務経歴書・スキル表の添削サービスや就職や面接コーチングなどのサービスもあります。

書類選考で落とされていると感じている人や、自分の書類の質が悪いのではないかと不安な人は試してみるのもいいです。

エンジニアの場合、同じ職場に長居するとスキル・キャリアアップしにくくなるので、一度書類作成スキルを高めておけば長期的に役に立ちます。

添削やコーチングの専門サービスもありますが、エンジニアを扱っているエージェントが無料で行っていることもあるのでこちらが使えるとお得です。

ただし、エージェントはブランクからの復帰組をビジネス的なターゲットにしておらず相手にしない傾向があります。

多少ブランクがあっても営業担当者となら話すだけなら簡単です。ですが、営業の人は求人以外のエンジニア業界のことは何もしらない素人のような人もいるのであまり期待できません。

自己ブランディング

企業がエンジニアに求めるのはスキル、コミュニケーション能力、人間的な信頼性です。

エンジニアスキルは自分で高められるので問題ないでしょう。復帰組は経験者なのでコミュニケーション能力もまず問題ないレベルにあるはずです。

もしコミュニケーション能力に不安があるなら、これもスキルに近いので学んで高めておきましょう。

スキルとコミュニケーション能力が伝われば信頼をえることができるはずですが、さらに強い信頼をえる方法がSNSやブログでの自己ブランディングです。

自分のスキルの高さや勤勉さ、誠実な人柄などを伝でイメージアップしていく戦略です。

うまくいけばSNS/ブログ経由で直接案件を取れるようにもなりますので長期的に使える自己PRや集客ツールなどの資産になります。

信頼を勝ち取ることは人生そのものの武器になるので自己ブランディングは特におすすめの戦略です。

思わぬ仕事が舞い込んできて、そのまま独立開業し企業の管理職として活躍するようなチャンスもあります。

復帰後のキャリアプラン

SES や派遣会社に長居しても歳をとると仕事は減っていきます。せっかく面談に行っても採用されないパターンです。

50歳を超えたあたりからは自分で仕事をとるか、社内で一定以上の地位を築いておかないと厳しいです。

稼げるうちにたくさん稼いでリタイヤしてしまう手もあります。

ですが、働かない人生というのもつまらないものです。何か人の役に立つことを続けていくことをおすすめします。

何をするかは自由です。どうせやるなら自分が楽しめて充実した時間がすごせることがいいです。

会社を作ったり手伝ったりすると大変ですが、やりがいがあって面白そうです。

副業で開発を続けるのもいいですが、メンターとして教えるスキルを高めておくのもよさそうです。

義務教育にプログラミング学習が取り入れられているので学習分野でエンジニアの需要が高まっていくことが予想されます。

田舎の学校で講師をしたりするとほどよいリタイヤ生活になるかもしれません。

無料で現状が確認できる転職サイト

ここまで読んでくれた方の中には実際に復帰を考えているエンジニアの方もいることでしょう。

自分で踏み出さなければ何も変わらないのが世の中というものです。

あなたは今の人生にどれくらい満足していますか?

無料でリスクはないので登録だけして自分の現状がどうなのか確認してみてはどうでしょうか?

仮に最初は派遣社員から始めても案件さえ取れれば半年もあればフリーランスになるチャンスもあります。

登録するだけでも自分のキャリアや人生プランを考え直すいい機会にもなります。

もっとヤル気になっている人には学習と仕事のマッチングを両方やってくれるサービスがあるのでこちらがおすすめです。

人脈がない人やこっそりスキルアップしつつ仕事を探したい人にもおすすめです。無料登録できて有料でも約1000円から使える安いものもあります。

ガチでやるならネットや本で勉強してからチャレンジしていきなり好成績を狙う手もあります。

新しい言語を学びたいときはオンラインの学習サービスもあります。初学者向けですがけっこう人気です。

ブランクの長い人が試すにはちょうどいいです。

参考 Progate プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]

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クラウドで案件を直に探す

クラウドソーシングなら案件が直接見れます。

副業でも使えるので出来そうな仕事は引き受けてもいいです。

ブランクが長い人はどんなスキルに需要があるのか調べるにもちょうどいいです。

案件の分析力がついてくれば案件ガチャもさけやすくなります。

自分が出来る仕事を提案する機能もあるので得意分野がある人にも向いています。

参考

参考

シニアエンジニア向け案件の探し方

紹介サービス内に40~60代のエンジニアをターゲットにしたカテゴリーがあるものがあるのでそこで探せます。

次のようなシニア専門サービスもあるのでのぞいてみてはいかがでしょうか。

参考 SEES【公式】シニアエンジニア向け案件検索サイト

金ってのはあるところにはないところにはないんだ。

知ってますけど?(笑

いや、たぶんわかってない。
金融とか大企業とかの金持ち企業は金があるから Java とかちょっと古めの技術でシステム構築してるんだ。
で、 Java のシステム案件はけっこう単価がいいんだ。

中小企業のWebサイトとかはそもそも資金力がないから単価も安くなる、という訳だ。

単価に反映されてるってことか。
オレも Java でいこうかな。

金持ち企業のシステムは巨大だから新しい技術に載せ替えると膨大なコストがかかる。

そもそも Java よりも大規模開発に向いた言語はほぼ出てきてない。
あるかもれないが流行ってないだろ。そんなのないのと同じだ。
それで Java システムをいつまでも使おうとするんだな、これが。

Java も Cobol みたいに生き残るってことですか?

そうだ。
Cobol も処理速度が速いのが売りなんだが、 Java も新しい言語やフレームワークより早かったりする。

Cobol と似てるな。
だから Java も Cobol 化してあと50年くらいは残るんじゃないか。

でも、オラクルがサポート止めたりすればすたれるんじゃないですか?

サポート終了よりオラクルがどんどん値上げして誰も使わなくなることのほうが怖いな。

でも、ネット社会だから客が減ればすぐ気付いて値下げとかするだろうから延命しやすいはずだ。
無償のオープンソース版のほうだけ生きることも考えられるな。

Java 案件が多いのは知ってましたけど、Java は有望なんですね。

しいて言うなら人気がありすぎてエンジニアが増えたから単価は下がりつつあるのと Scala で代用できて置き換えられつつあるから Scala も出来たほうがいいな。

まあ、エンジニアもシニアになってくるとコーディングよりマネジメントとか設計担当になってくるから言語はなんでもいんだがかな(笑

Java から Scala のルートでいけばよさそうですね。

まあ、先のことはわからんがな。

まとめ

どの年齢でもエンジニアに復帰できるチャンスは十分あります。

自分の年齢やキャリアプランにあったルートを選ぶのがポイントです。

ブランク3年くらいなら余裕、5年くらいだと少し頑張らないといけない、5年以上はスキル次第といったところです。

ブランクのあるエンジニアが復帰するのは他の職種よりは少し大変です。

技術のトレンドが変わりやすいので通用する技術を身に付けていないといけないからです。

最悪、今からスキルを身に付けてしまえば需要はあるのであまりブランクを気にする必要はありません。

注意すべき点は一度辞めたときの気持ちや理由、最初は収入が低いことを受け入れないといけないことです。

このふたつの問題が乗り越えられたなら復帰への活動をすぐに始めることをおすすめします。

とりあえずクラウドソーシングで副業として再開すると今の仕事も続けられるので無難です。

たった一度の人生だし歳はとっていくものだから、自分が納得できる人生になるといいですね。

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